12.31.2009

WeightCheck #01

2009年06月の体重記録

【2009年06月】

Kabooがやってきてからそろそろ半年が経とうとしています。

6月から妻が体重とドライフードの量(重さ)をカレンダーに記録し始めました。ヒト用の体重計って100gの誤差はあったり前なのですね。餌の分量はパッケージの説明と本で調べたそうです。ほんとに仔犬ですから1日3回にわけて様子を見ていました :-o


背の高さ(背中の)も測りたかったのですが、スックと立って止まっていたりしないから無理でした :'-(

柱や壁に目盛りを付けカメラを三脚に固定すれば、通過するKabooの「定点観測」ができたでしょう。でも三脚もカメラもちょくちょく使う用事があるのです。


12.30.2009

NewFrontier

階段は下りから

【2009年07月】

7月になって3回目のワクチンが終わったら地面に降ろせます。それにはまず階段の登り降りを覚えてもらわなくてはなりません。

Kabooは2Fの階段の降り口まで来て、じっと下を見ている時期がちょっとありました。1Fも地面も外の世界も知らないから「わぁ、オリタイ、オリタイ!」と無茶をしないんでしょう。

想像していたより早く妻がKabooに階段の「下り」の練習を始めました。登るのは失敗しても上がれないだけですが、下りはヘタをするとドドドッと墜ちて怪我をしかねません。「だから、しっかり練習させなくちゃ」と言います。なかなかの正論ですが単にセッカチなだけかも‥



ある日、私が1Fにいると「降りられたよ♪」と不意に妻がKabooを連れてやってきました :-O 

登りは何日かすると工夫しながら自分で覚えたみたいです。驚くべき学習能力です :'-)


12.29.2009

Photogenic

カメラ目線

【2009年06月~07月】

Kabooにカメラを向けると必ず「カメラ目線」になるので「あれっ!」と思いました。複数のブログにも同じ現象が書かれています。Kabooだけではなく小さい仔犬はそうみたいです。いやぁ、彼は天才(何の?)かと思いましたよ、あははぁ :-)

6月も末に近づき1Fの廊下から外を眺め始めました。そして7月に「外界デビュー」です。そうなると面白い事がいっぱいあるから「カメラ目線」はグンと減りました。Kabooの動きも活発になりました。スピードもついてくるので流し撮りをしても狭い場所だと追っかけきれません。

「外界デビュー」した7月は撮影回数/枚数がうんと減りました。Kabooとの散歩にカメラなんか持って行く場合じゃ無くなっていったのです。


12.28.2009

Alarm !

怖いモノもあるさ

【2009年06月~07月】

初めは見るもの総てが新しいKabooでしたが、気にも留めないモノと「なんだか気になってしようがない」モノがありました。

ご多聞に漏れずKabooもペットボトルに強く反応しました。中に水(Kaboo用の)が入っているから光が揺らいで不思議なのでしょう。珍しく吠えました。

090611_Kaboo_25

もう1つ激しく反応したのはコングと言う玩具です。ゴム製なので床で跳ねたり、思わぬ方向に転がったりします。

予期しない動きには「ぎゃっ!」と跳び上がって驚き、暫くおそるおそる遊んでいました。

090618_+Kaboo_36

自転車の篭に乗せてペットショップまで行ってみました。不足してきたグッズを補充したかったのです。店内にダッコして入ると陳列してある商品を舐めたりしそうです。

諦めて、私とKabooは店の外のベンチで妻を待つ事にしました。この店って東西南北のバス路線が交差する位置にあるのです。これまで気にしていませんでした :-o

1台のバスの音では怯えないKabooも左右からひっきりなしにバスが目の前を走り抜けるとだんだん不安が募った様です。私の肩から背中にまわってベンチの下に隠れようとしました :'-O 

怖がるのももっともです。あんまりショックが強いとトラウマになる、なんて書かれている飼育本もあるので気になりましたが、次に同じショップに出かけた時は怖がりませんでした :-)

ワクチンが完了し自分の脚で散歩に行ける様になって暫く経ち、私鉄の沿線まで足を伸ばして初めて電車を見せました。

踏切でヒトも自転車も遮断機が上がるのを待っています。電車が初めて走り抜けた時はKabooもちょっと腰が引けました。でも、私も他の歩行者も慌てふためいて逃げ惑ったり(?)しないので、何台かの電車を見送ったら「これは凄く大きくて音も吃驚だけど、ヒトと一緒なら危なくは無さそうだな」と判ったみたいです。

散歩に出かけて怖がる事はありません。バイクや自転車に対してすこし警戒心が足らないのが心配かも :-(


Grooming

きれいにしなくちゃ

【2009年06月】

産まれてからシャワーを浴びていないからちょっとバッチイかな、と言うところもありました。当然ですよね。

「Kaboo君、ちょっとイヌ臭くないかい?」
「そんなことないよ‥」

妻が「シャンプーシート」なる商品を買ってきました。これで躯の汚れを拭きとってあげようと言うのです。耳が垂れた個体なので、耳あかは必ず人間がケアしてやらなくてはなりません。それ用のスプレーもあるんですね。パフに吹きつけて耳のけっこう奥の方までフキフキしました。ブラッシングもしっかりしています。

脚先(肉球)やシッポを触られたり、まして耳掃除を嫌がるイヌは多いと思っていました。ところが、Kabooは何をされても最初からまったく嫌がらずに「されるがママ」。修羅場は一度もありませんでした :'-) 

私はもっぱら目ヤニを見つけたら拭き取る担当みたいです。
爪切りは怪我をさせるのが怖いのでしませんでした。それと「肛門絞り」も家では不安でできません。

【参照】肛門しぼり:chiebukuro


12.27.2009

CityHike

自転車に乗って

【2009年06月】

やって来た次の日にkabooは5Kgを越しました :-o

私も娘も妻も交代でダッコして近くに「お散歩」に出かけますが、数日もすると行き先に困るんですよね。持ち重みするからそんなに遠くには行けないのです :'-O

我が家に来て5日目(06月10日)、外出から戻る途中で妻から携帯電話で経路を指示されました。娘と思いきって遠く(Kabooには)まで出かけているから途中で合流しようと言います。

090610_Kaboo
Kabooは自転車に乗って足を伸ばせる様になりました。

怖がって跳び降りたり、暴れて自転車をヒックリ返したりはしません。まったくヘッチャラでした :-O


12.23.2009

Kaboo's Day

毎月の"誕生日"

【2009年06月】

Kaboo の産まれた日(推定)は気にしていました。夏が近づきどんどん大きくなります。

6月の半ば過ぎ(我が家に来て2週間ほど)で月齢3ヶ月になりました。「社会化」をしたいからダッコして外に出ていましたが、我が家に来た週の終わりには5Kgを越えました。重いです :'-)

kaboo は毎日しっかり食べています。ちょっとだけユルイ時もあったとか。でも、私が気がつかない(鈍感かな)くらい健やかに大きく育っていました :-)

「今日は Kaboo の(月違いの)誕生日だねっ」と喜んでいると
「月命日みたいな言い方しないで。縁起でもない!」:-'O

【参照: Wikipedia : 命日】

なんだ、その言い方はぁ =:-/

犬を飼うと娘が言いだした時、私は「キャンキャン吠えない」そして「あんまり大きくならない」犬が良いなあと考えていました。Kaboo はほとんど吠えません。が、グイグイ大きくなる気配です。こうなるとホレボレするほど頼もしいのです。

よぅし、もっと大きくなれー :-)


12.22.2009

AloneTogether #03

ヒトは考える独楽である‥かな

【2009年06月】

暑い日が増えて来た頃でした。思いついて冷蔵庫の氷を1つ、いつも餌を食べている金属のボウルに入れてやりました。冷たいので「?』と言う顔をしましたが喜びました :-)

大きさを調節したり形を変えたり。捕まえる事ができないのでKabooもいまひとつトップスピードに乗れません :-o

あれこれ試した後、氷を取り出してから水道水で真ん中を溶かしてドーナツにしてみました。くわえて食器から持ち出せるのでとても喜びました。が、床の上で溶け出すので私が雑巾を持って追いかけるハメに陥りました。

床を滑ってミッシングさせてしまうカケラがでるんですね。夕方、豚妻に「水遊び」の痕跡を発見されてしまいました :'-(


090610_Kaboo_10_8Bit
コルクボードの色が Kaboo に茶色く着くんだそうです。
「もうやらないで!」:'-O

良いアイデアだと思ったんですけどね‥。


12.20.2009

AloneTogether #02

上手く遊べない子供たち

【2009年06月】

KabooはTVには初めから驚きませんでした。関心もさして示しませんでしたが‥。電話の呼び出し音も最初にピクとしたくらいで直ぐに慣れてしまいました。

ダメだろうとも思いつつも音楽を聴かせてみたりもしました。クラッシクなんかは家にはないのであんまり吃驚しなさそうなロックを何枚も掛けました。私がリズムを刻むと珍しそうに見たりもするので、Kabooのお尻をポコポコ叩いたり、ベースラインをナゾっててみましたが喜んでくれません。つまらなそうに私を見ています。



ギターを1Fから取ってきて単音ずつ鳴らすと近くに来て弦を舐めたりしました。でも、しばらく鳴らしていると元の状態に戻りました。「人畜無害」だと学習したんですね :'-(

オモチャの引っ張り合いは私が緊張して苦手でした。力加減がわからないからケガをさせたりしたらかわいそうだし、グレちゃったりされると困ります。豚妻やウマシカの様に大胆に遊んでやれないのです。

「これで遊ぼうか?」
「ううぅん、今遊びたくない」:'-O
「つまらないの?」
「‥‥‥‥‥‥」:'-O



ウマシカと豚妻はどこへいったのか「チョットの買い物」からぜんぜん戻ってくる気配がありません :'-O

P.S.
携帯電話のメール操作を必要に迫られて覚えました:
「どこにいるんだぁ?はやくかえれー!」


12.19.2009

AloneTogether #01

2×孤独な魂

【2009年06月】

Kaboo は今日で9ヶ月齢に入りました。我が家にやってきて半年が経ったのです。

半年前、私はヘトヘトでした。妻も娘も外出して「Kabooと私だけ」になると心細くて堪りませんでした。どうやってKabooと時間を過ごしたら良いか判らなかったのです。

はじめての「留守番」は2時間弱でした。いやぁ、永かったぁ。

オモチャを渡すと遊びます。遊びますが、なんだかオツキアイみたいなんですね :'-(

だからしばらくすると止めてじっとしていました。撫でてやってもなんだかオツキアイみたいなんです。途方にくれました。

090611_Kaboo_21_8Bit

餌は豚妻が量と時間を監理して与えていました。オヤツはまだ解禁前です。だから食べる物で気を惹こうと言う手が使えません。

「放置されたぁ」と叫びたいくらいでした :'-O


12.08.2009

DogTag #06

陽だまり通信

【2009年12月】

すごく単純な栄養失調で赤血球が平常値の2/3を切ってしまい2週間ほど後方に退却中です。息をするのも苦しく、酒を呑むのも億劫でこれはダメかと思いましたが、そろそろキーボードに触る程度の根気は出てきました :-)

DogTagの最終回は忘年会をかねてスペイン料理店で秘密座談会を招集したかったのですがこれは果たせません :'-(

と言う訳で本題です:

大きな反対勢力はそれを幾つかに分断して個別に撃破するのが確実な方法です。「贅沢税」の導入は「その贅沢」をしていない人には支持されやすいのです。

煙草を吸わない人は「煙草の値上げ」には目くじらを立てないでしょう。アルコールの増税もそうですね。「少し控えたら」なんて言いだす破壊工作員が家庭に潜入している場合は致命的な打撃を被る事必至です。「犬税」も犬を合法的に飼っている500万人以外の人にとっては気にも成らない話題でしょう。

税の是非は個々人の見識で判断すべき事柄なので触れません。が、政権党が不用意に権力を掌握すると総ての施策は「後だしジャンケン」に成らざるを得なくなるのは本当ですね。

陽だまりのソファでkabooと一緒に過ごしていると夢を見ている様です‥。


11.30.2009

DogTag #05

正直爺さんポチつれて - 大判小判がザクザクといくかな

【2009年06月】

ドイツ版のWikiに「あれっ」と思う記事がありました。畜犬を玄関やドア周りに表示する日本(東京都かも知れません)の スティッカー です。

撮影は於東京2002年の6月とクレジットされていますから古い物ではありません。このスティッカーに気が付いたドイツ人はきっと犬を飼った経験があるのでしょうね。

説明として:
English: In Tokyo, stickers glued on the house door indicate the payment of the annual dog tax (犬税). The character "犬" stands for "Dog"in Chinese and Japanese (Tokyo, 2002)
とありました。

我が家の Kaboo も課税対象なのかと驚きました。
検索してみると昭和の時代には犬税 が有ったとあります :-O

廃止になった時期も出ています。しかし「廃税」の理由には触れられていませんでした。効果が無くなったから廃止した、と考えるなら、もともと「どんな効果を追求する」税金だったのかが気になったのです。最寄りの保健所に問い合わせしてみましたがやはり判りませんでした :'-(

ここまでくると「贅沢税」と言う言葉が気になってきました。財政担当のスタッフなら必ず「犬税」は復活させる気がしませんか。

> 日本における具体的な犬の生存数は「狂犬病予防注射の
> 接種数」という言い方になり、その数は2007年度の場
> 合「5,097,615頭」になります。
【参照: DOG BRANCH

一頭あたり10000円/年でも徴税すると500億円くらいの税収が見込めます。そう思ってネットを検索するとペット関連産業を含めた「課税の可否」が話題になっているんですね :-O

いい感じはしませんね >:-O


11.18.2009

DogTag #04

犬が食わせる話

【2009年06月】

現在のドイツの犬税です:
連邦共和国ですから各州の裁量が大きいです。犬税についても自治体の金庫に入ります。一律に高いですが、徴税の方法にはひどく差があります。

上段左から:
Plz =Postleitzahl :郵便番号
Ort               :場所、自治体名 (=Municipality)
Bundesland        :州名 (=FederalState)
下段左から:
Hundensteuer für 1.Hund :1匹目の犬に掛かる犬税(年です)
Hundensteuer für 2.Hund :2匹目の犬に掛かる犬税(年です)
jeder weitere Hund      :これ以上の犬に対しての犬税(年です)
Hundesteur Anlagehund   :税によって運営されている保護施設から
                         の犬の譲り受け料金

※(登録をしている団体には総て給付があると思います)
【1】99755 Nordhausen Thüringen
         256,00 € 0,00 € 0,00 € 0,00 €

【2】25704 Immenstedt Schleswig-Holstein
         5,00 € 10,00 € 20,00 € 480,00 €

【3】71364 Winnenden  Baden-Württemberg
         120,00 € 240,00 € 240,00 € 0,00 €
※この街の高校生が父親の銃器を持ち出して学校を
   襲撃した事件がありました。富裕層が棲んでいそ
   うな自治体の犬税方式ですね :-o

【4】38173  Apelnstedt  Niedersachsen
           70,00 €   140,00 €  280,00 €  0,00 €

【5】71577  Großerlach   Baden-Württemberg
           72,00 €   72,00 €   72,00 €   1.200,00 €

Baden-Würtenberg州は昔「BattenWürtemberg」と綴りました。数年前のドイツ語の新旧仮名遣い改訂で変わったのでしょう。びっくり :-O

為替率は日々変動していても、生活感覚としては 1 €=1US.$=jpn¥100だと思っています。この10年くらい「意味も無く」Euroは高いと思いますけどね :-o

行かれた事のある街やお知り合いがおられる州があれば検索してください。その人がイヌを飼っていたらどのくらいの ステイタスをお持ちなのか 想像できるかも知れませんよ :-)
Hundesteur Datenbank

1870年代のプロイセンの人口は240万人くらいでした。兵隊の数は80万人程度ではないでしょうか。イヌ一頭あたり何人もの「兵」を養える税金を取ったのでしょうね。当時の軍事費や国家予算は調べられますから算数の問題として計算できますね :-o


11.17.2009

DogTag #03

嘆息の出る話

【2009年06月-07月】

6月から7月くらいまではKabooと留守番をしてもウマク遊べなくて(私が)ホトホト落ち込んでいました。娘のMacBookを拝借して、ため息をつきながら(Kabooも)あれやこれやとサァーフィン三昧の日々でした :'-O

Wikiに:
認識票を導入したのはプロイセン軍で1870年から普仏戦争のために導入した。
犬用の鑑札(ドイツ語:Hundemarken)と比較され、自嘲気味に Hundemarkenと呼ばれた、とあるので驚きました :-o

狂犬病がいつごろ頃に発生したのかは調べられませんでした。数千年前の記録にもあるらしいので少なくとも「ヒトの認識票」よりもウンと古くからあるのは間違いないでしょう。しかもパスツールがワクチンの研究を完成するのはもう少し後の事です(これは知っていました)。

狂犬病への対策やキャリアの管理ではないとすると「Hundemarke」は何の為に導入されたのか気になりました。答えは上に引用したWikiに書かれていました。戦費に充てたのですね :-O

ドイツ人の犬好きは自他ともに認めるところで「=Kinderfeindlich, Hundenfreundlich =子供嫌いで犬好き」と自嘲気味に言います。

彼らの連れている犬に税金がかかっているのかぁ、と思って調べました。
ドンピシャのサイトがありました :-)


11.16.2009

DogTag #02

時代の要請 - デザインの自由化

【2009年06月】


[参照元] Dog Shelter スタッフブログ DogShelter

見慣れている鑑札です:

兵隊の認識票みたいでスマートじゃありません。
だからかな、とも思いました ;-/

変化しつつもあるんですね :-o
[参照] 新デザイン犬鑑札 - 装着率アップ(中略)新デザイン

こんなんじゃヤダ!、と言う声も出そうですが、無視されますね、まず。

「DogTag」を調べてみると、「イヌ」が先に付けていて「ヒト」が後。これはどうやら間違いなさそうです。イヌと同じ物を支給された「兵」の自嘲的な気持ちが産んだ "Jargon=ジャルゴン"ですね。

DogTagの「歴史」もありました。
[参照] Wikipedia 認識票

Kabooが来なかったら知らなかったです :-O
調べる気にも成りませんでした。確実に。


11.15.2009

DogTag #01

誰のため?

【2009年06月】

ダッコ散歩の時期から、街や公園で見かける犬たちの殆どが「鑑札」と「狂犬病予防注射済」票を付けていなさそうな気がしていました :-o

米穀通帳があった時代からの「票札」の臭いがするオシャレな物ではありません。が、それでいいのかなぁ、と思っていました。それは「義務」でしょ、なんて言う気はさらさらありません。

散歩の途中で、あるいは飼い主の眼を盗んで脱走して、Lostしてしまったり、通報されて保護されてしまったらふつうは保健所行きでしょう。

そう成ったら飼い主は愛犬をどうやって獲り戻すのだろう、と気になりました。登録証を持っていっても愛犬の「HeadShot」や「PawPrint」が記録されていないのでIDとしては効力を持ちません。

自転車を買うと登録を義務づけられていてイクバクか払います。登録のスティッカーを付けていても無灯火(これホント自殺行為です)や風体が怪しければ屈強の警察官に追跡されて御用に成りますが、かといってスティッカーを付けている自転車が盗難にあっても直ぐには手許にはもどりません :'-O

被害者の権利の救済を目的としていない制度なのですね。期間が経過すれば自転車は払い下げになります。

イヌの「鑑札」と「狂犬病予防注射済」票札も自転車と変わらないから、付けても意味が無いと言う事なのでしょうか。イヌの場合は短期間で殺処分です。

P.S.
もう少し後で書くつもりいましたが、新しいテーマです。

MoonDogCrossingでのKabooの構成を考えているうちに、政権交代があってメインのMoonBoundで書き始めていた稿は、「あとダシじゃんけん」になりそうなので休眠を余儀なくされています。


NeedHim, Yeah FeedHim #01+

イヌもビールも人類の伴

【2009年06月】

「犬とビール」の話は借りてきた本で読んだのです。図書館の蔵書検索をしてみましたが「内容の検索」まではできません。著作権の保護なんでしょうか。

それこそビールの肴に読めてしまうような本で、著者は獣医の方だったと思います。

記憶に残っている内容の断片です:

「犬はビールが好きである」
「アルコールを分解する能力はもっている」
「ヒトと呑み比べをするとイヌが先にヘロヘロになるが、ヒトがまだ二日酔いから覚める前にケロっとしている」

【Google 検索: イヌはビールが好き
【Yahoo知恵袋:犬にビールはどうですか?
【参照:犬と猫に危険な食べ物

イヌ用のビールもあるんですね :-o
私はイヌ用のビールには気持ちが萎えますけど:
【例 Happy Tail Ale 他

「Kaboo ビールは美味しいねえ」
「うん、おいいしいよ」:'-)
と言ってもらいたいので同じ物を呑みたいです。

「そーか、そーか、もうちょっと呑むかい?」


11.14.2009

NeedHim, Yeah FeedHim #02

狩猟の遠い記憶

【2009年06月】

仔犬用のドライのドッグフードです。
製品によってKabooの「最終加工品」の性質がかなり変わるのは驚きました :-o

このニオイは、この色彩と柔らかさはちょっとぉ。と言うのもありました(好みの問題ですけど‥)。前の物に戻したり、次の製品をトライしたりしました。だからドカンと大きなパッケージが買えません。開封してしまえば湿気の強い季節ですから‥。冷凍庫に保管したくてもムリです。

「で、何時にやれば良いのさ ?」
「毎日、決まった時間になると貰える、と思わせちゃいけないの !!」
「ほぉ。それってまさか君の都合のいい "理論" じゃないだろうね?」
「私のよ!」:-O
「いつも獲物が捕れるとは限らないんだから - 」
「必要なカロリーは量って分けて与えれば良いのよ」

でも、これヒトもおんなじですね。
それで我が家は食事の回数も時間もめちゃくちゃだったのかぁ :-O

体重を減らしちゃいけないと、豚妻は毎日体重計に上がって計量、Kabooと一緒の計量数からヒキザンしていました。あれっ、君ってそんなに几帳面だったっけ :-o

「でさぁ、今日の昼は(留守番です)何時にやれば良いのさ?」
「2時までに計量済みのパックを上げてね」 :-)


NeedHim, Yeah FeedHim #01

ビール腹にはならないよ

【2009年06月】

健康食品が近年話題を呼んで、有機農業がどうこうと言う人が増えました。どの国に行っても「健康」と「痩せる」話ばかりです。私はこの手の食品に多い 国際特許のアラカタとナントカ博士の「大発見」は全部カタリだと思っているので、気にも成りませんが罪作りですね。

「死なない為に生きている」ヒトや、Fatnes Clubに通うヒトは一日に必要とされるカロリーはなんて一般論は忘れた方が良いです。(私の持論)

「メタボ、メタボ」と喧しいCFが気に障ったので辞書を引きました。なんだぁ、只の「MetabolicSyndrome=代謝障害」(不全)じゃ無いですか :-O

燃費(エネルギーの燃焼効率)の悪い人はたくさん食べても太らない、いい人はドンドン太ると言う簡単な理屈です。

私はJunkyでもこれから大きくなる訳ではないからOkayですが、Kabooにはそうは言ってられません。早く死んで欲しいとは思わないからです。

'Kabooは何を食んで生きるべきや?

先ずはPuppy用のドライフードのみ(湿らせるくらいは可)です。犬用のウェットフードはお腹がユルイ時の用心にしました。ヒトの食品を与えるか否かは悩みますね。

「クチなんか肥えたらロクな者に成らん」これ、私の持論ですが‥

妻の叔父のハナちゃんはちょっとデブ犬です。
叔父が酔っぱらって「ハナ、来んね。旨いしかよ」と声をかけると
「はい、ただいま」と嬉しがって酒の肴をご相伴するからなのです。

犬とこうした時間を過ごしたいのです。
「それの何がイカンね?」
「そうですよね、叔父さん」
これも1つの見識です :-)

まずは、ドライだけからです。

彼が満足して食べているならそれで良いじゃないか。そこから始めましょう。食欲があるなら食べますよ。

「犬用のクリスマスケーキA/Bご予約承ります」なんて時代なんですね。
「お嬢さん、どっちが美味しいンですか?」
なんか混乱して、八つ当たり気味だな :-O

正月にKabooにビールも呑ませてあげられないのが不憫です :'-(

「イヌはビール好きらしいよ」と言っても「ぜったいダメ!」と母娘は譲りません。

京都にいる倅が戻ったらさてどちらの見解に立つか。
なあ、ハナちゃん。


11.13.2009

OpenSesame #05

Junkyでいこう

【2009年06月】

変な匂いは今はないでしょう。
特徴的な香りを嗅がせたいなと思いました(なんとなく)。

街に出ると臭い/匂いの源が減っていますね。

・銭湯(無くなって久しい)
・ラーメン屋(移転)
・喫茶店(全滅状態)
・焼き鳥屋(散歩の時間には営業していない)
・コロッケ屋(商品が寂しい)
・ケーキ工場(移転)
・カレーショップ(廃業)
・八百屋の焼き芋(季節外れ)
・うなぎ店(住宅になっていた)

近所で残っているのは:
・日本蕎麦(2軒)
・牛丼店(ちょっと苦手なのでパス)

近所の人は出前なんかどうしているんでしょう。
Kabooは人が出入りするのに興味があるらしく、コンビニの前を通るとまず覗き込みます。コンビニ弁当が街に匂いを消した要因の1つですね。いまやPizzaもバイクでどっかから走ってきますもんね。

思い立って駅まで出てM'cDnaldを見せました。名案でしょ :-)
私はJunkFoodがけっこう好きなのです、出張先で1人でレストランなんか入れませんよ。

空いていたのでテイクアウトを頼みました。
鞄に入れてもけっこう匂います。
Kaboo!
この袋の匂いを覚えておけば、だいたいどこの国でも生きていけるよ、言葉なんか通じなくても :-)

私もいいこと言うなあ。まだ彼にはちょっと難しいでしょうね :-P
我が家に戻って、中身を出してぇ、袋をたたんで KabooのToilet Caseにしまいます。

始末をしたポリ袋をそのままゴミ袋に出すのは感じ悪いかな、と思うので、これに集めて捨てています。用途開発ですね :-)

近所の人はしょっちゅうMcDnalds'の紙袋がゴミ袋に入っていると思ってるかもしれません。

もう一方のハンバーガー界の雄 BugerKing が駅を挟んでMcDnalds'の反対側にできました。開店初日は長蛇の列だったそうです。(豚妻情報)


11.10.2009

OpenSesame #04

イヌも喰わないハナシ

【2009年07月】

こちらからは見に行けない物もあります:

彼がやって来た夜、そうそうに雷雨がありました。それから颱風も何度か来ました。彼はケロッとして怖がりませんでした。

子供の頃に飼っていた黒犬は消防車や救急車のサイレン(ハーモニカも)が苦手で「ウォ〜オーン」と唸り止みませんでした。比較的近くに消防署も緊急病院(ヒトの)があるので直ぐにでも出くわすかと思っていたら、来ない時は来ないんですねぇ。

散歩の途中で救急車がサイレンを鳴らして走り抜けていった時にはヤッタぁと思いました(不謹慎)。少しは緊張したかも知れませんがビビリませんし、唸りませんでした。

比較的に静かな一角に住んでいます。廃品回収はしょっちゅうやって来ます。なかでも酷い大音響で、胴間声で意味の分からんネエちゃんのアナウンス(ほんとナントかするべきですアレ)を流すクルマがいます。早く聞かせてKabooがどう反応するか見たいと思っていました。期待すると来ないんです。

ある日、遠くからあの胴間声が聞こえてきました。やっと来たぁ :-)
あい変わらずの大音響です。2Fに居たので窓を開けてKabooをだっこして見せてやります。怯えも驚くきもしませんでした :-)

しばらくすると衆院選挙です。こうなるとタイヘンだと思っていました。「ポコペン党のナニガシ某でぇございます。本日は、この角をお借りいたしましてぇ‥‥」と入れ替わり立ち替わりになるのです。貸した覚えも無いが、何しろ私の仕事場の窓の数メートル先をです。仕事の電話すらちょっとハバカリます。

どうしてクレヨウ。今はKabooもいるのでテグスネひいて待っていましたました(嘘ですよ)。ところが、先のセーケンコータイ選挙には街頭宣伝車も電話勧誘(?)もほとんど来ませんでした。

Kabooをだっこしてナニガシ某の前まで出て行って:

「いつもご支援ありがとうございます、かわいいワンちゃんですね」なんぞとでも言おう物なら
「あんたの話はイヌも喰わない」と言えたのに、残念 :-p


11.09.2009

OpenSesame #03

オレの話は素直に聞けぇ!

【2009年06月】

道を尋ねたくて見知らぬ人に話しかけたり、最寄りのバス停はどこでしょう、なんて訊かれたりする事はもちろんあります。ただ、繁華街のタックルガール(最近見ませんね)以外に、知らない人にさほど話しかけられた経験がありません。ところがKabooを連れて散歩するとたくさんの人に話しかけられます。私の「世の中こんな風になっている」の枠を越えていました。

名前をつけるまでは「インパクト犬」と呼んでいたくらいなので、ダッコされていてもKabooは遠目にも目立ちます。

犬を連れて散歩をしている人:

「犬種はなんですか?」(雑種なんです)
「何ヶ月?」(3ヶ月過ぎました)
「愛嬌のある顔してる」(そうでしょ)
「賢そう」(そおなんです)
「脚がりっぱだから大きくなるね」(望むところだ)

曲がり角で出会った妙齢の女性(=オバサン)の一団と:

「まぁ、疲れちゃってもう歩かないの、だめでしょ」(Kabooに)
「ワクチンが終わってないから地面に降ろせないんです」
「あら、そーなの。へー、タイヘンねー」(Kabooに)?

通りすがり女学生たち(表現が古い):

「ヤダァ、かわいいぃ」(振り返りざまに)
「ヤダァ、ふわふわ」(頭を撫でて)
「ヤダァ」とはなんだ「ヤダァ」とは =8-(

みんな、撫でたり話かけてもらったりで嬉しくて、豚妻とウマシカに「今日は、あんなに、こんなに褒められたぁ」と言うと「バカねぇ」と一刀両断されてしまいました。

どうして君たちは素直に喜ぼうとしないんだ、ばかものぅ =}8'-O


11.08.2009

OpenSesame #02

いぬも歩けば棒にあたる?

【2009年06月】

少し足を伸ばして近くの大きな通りまで出てみました。トラックも走るしバスが通います。人もクルマも多いです。驚いたりしないので安心しました。

繰り返し見せれば学習が深まるはず(?)なので、まず私の近所のタチマワリ先を巡りました:

「ここはタバコ屋さん(ハイライト2つください)」
「信号は青になるまで待つんだよ」
「ここは酒屋さん」
「本はここで買うんだよ(配達中かな)」
「コンビニはあちこちにあるねぇ」

ヒトの子の集団は「社会化」が済んでいないからアブないので早めに見せておきたいです。小学校が近いのです。

すぐ近くの児童公園に行ってみました。イヌは入れない公園なので金網越しの観察です :'-(

「ボール遊びをしているんだよ」
「あの棒キレはバット」
「あたるとボスッと大きい音がするねぇ」:-o

砂場に保育園児のカタマリが来ていました。若い男の先生の引率です。「ぜーんぶ、ヒトの子だよ」と見せていました。Kabooに気づいた保育園児が1人2人と集まってきて金網にしがみついて話しかけてきます。動物園の猿を見ている感じです。

「まだ3ヶ月なんだよ」
「ちいさいからバッチイ地面はまだ歩けないのさ」

無碍にはできませんからちゃんと会話しましたよ。ナルホド子供が苦手な私の「社会化」にもなってます。

引率の先生もやってきてすこし話をしました。Kabooはずっと落ち着いていました。仔犬を連れていると世界が変わりますね :-O

今どき、見知らぬ男が保育園児に話しかけたりしたら、引率者が棒キレもってトンで来ますよ。


11.07.2009

OpenSesame #01

まずは見よそして聴け、さらば開かれん

【2009年06月】

Kabooを引き取るまでにイクバクかのニワカ勉強をしました。犬の飼育には「社会化」と「集団の序列」が欠かせないと言います。「社会化」とは要は「世の中こんな風になっている」事を体験させることかな、と理解しました。

大きい音や見知らぬものに怯えて、動けなくなったり、攻撃してしまわない為にはナルホド重要でしょう。

ワクチンが終り、狂犬病の予防接種をして鑑札が貰えるまでは地面には降ろせません。家族が交代して彼をダッコして外を歩きます。ハナから4.8Kgあると重いです :'-)

首輪とリードは念の為と、外に出るサインだと覚えてほしいのでつける事にしました。嫌がりませんでした :-)

初めての私の彼との外出の時、妻に言われました。「ちゃんと、ご挨拶してね!」イヌでは無くヒト(=私)の「社会化」が不安なのです B*-(

先ずは「見る事=視覚」「聞く事=聴覚」しか無理そうです。イヌの嗅覚は鋭いから私の意図していない刺激もうけるているでしょう。

「これは自転車にのったヒトだよ」
「おー、ヒトの子供が歩いていますよ」
「あれはオートバイの配達でしょ」
「向こうから犬のお散歩の一団が来ますねぇ」
「大きな葉っぱですよ、近づいてみようか」
「ネコもたくさんいるねぇ」

思わず語りかけてしまっていますね。バカミタイで知り合いには見せられませんなぁ :'-O

こんな事で良いのかなぁ、でもまぁKabooには必要な知識だし‥。

P.S.
今日は車椅子を初めて見ました。じいっと見ていたので、その車椅子のおばあさんに撫でてもらいました。


11.06.2009

A Duel

勝ツテ奢ラズ、負ケテ挫ケズ

【2009年10月】

今日は終日 Kaboo と留守番のスケジュールどおりです。今日の陽射しは熱いくらいです。私も彼も落ち着いてくっついて眠そうでした。猫なら「ゴロゴロ」状態でしょう。

暖かいのでハエが1匹飛び込んできました。

Kabooは頭を上げ、眼でハエを追い始めます。私はソファの足許にある殺虫剤に手を伸ばして、すばやい迎撃でした。スプレーしたとたんに良からぬシーンが頭に浮かびました :-o

ハエはブンブン飛びまわっています。遠からず墜ちるでしょう:

そのタイミングで私がKabooとのダッシュ
勝てたとして、そのハエをどうするか?
ペーパーなんかポケットに入っていないから直接ヤルしかありません。
サッと(私が)立ち上がって
「コレはオレのだ」と宣言しなけらばならんでしょう、
場合によっては口に入れちゃうくらいは避けられないかも。
それでも欲しがるでしょうから、
ポケットの中のオヤツを見せて「お前のはこっちだぁ!」

そうとうな困難が予想されるミッションです。

それ以上の悪い展開:
Kabooが先に獲物を食べちゃうのも困らない事はないですが、

それよりも :-O

Kabooと私が廊下でクラッシュ、
どちらかが柱や何やらで打撲、ガラスを割って負傷。
金曜日の午後ですよ。
私は保険があるから良いけど、Kabooはそうは行きません。

ヒーとか吠いているKaboo(7ヶ月半齢 20Kg)をどうにかこうにか近所の獣医まで運んで診てもらえたとして、

「犬はがまん強いんですが、痛がってますね」
「‥どうでしょう」
「緊急検査しましょう、どうしてこうなったんですか?」
「‥ハエの取り合いをしてました。」
「?」

カテーンの裏でブンブンしていたハエはやがて開いていた窓から逃げていきました。ホッ、としましたねぇ :-)

あれ、としているKabooを隣に戻して:

残念だったなぁ!勝負ハ時ノ運、勝ツテ奢ラズ、負ケテ挫ケズ :-)


11.05.2009

Name the Puppy #02

君の名は‥

【2009年6月】

妻は歴代の犬と猫の「まる」を継がせたいと言っていました。
反対する理由もありません。娘も黙っていました。

ところが仔犬の引取りがすぐソコまで近づいてくると、お尻の辺りがモゾモゾしてきました。私にとって「まる」と言えば3年前に死んだ猫の「まる」なんです。それを言うと娘もそう思っていたと言います。

代替案は娘が出しました:

「隈取りしてるから KA-BU」
おおぅ、歌舞伎の化粧ですか :-)

「で、どう書くの?」
「カタカナかな」
「ひらがなの方が愛嬌がないかい?」

書く時はアルファベットにしました。

「いないいないバア(Peek-a-Boo)」から「'Kaboo」

発音がむつかしいマジメな人も多いので、普段は「Kaboo」と書いています。漢字の旧字と新字の「テン」が1つ多いか少ないか、みたいなモンです :-)

我が家に彼がやって来た夜、さっそく:

「君の名は‥」
「'Kaboo !」

「君の名は‥」
「'Kaboo !」

こんな事をやってたら「最初の夜は静かにしてあげましょう」は、ドッカに飛んで行ってしまいました :-O


11.04.2009

Name the Puppy #01

名前があるって幸せだな

【2009年5月】

最初の仔犬たちとの面会の時、あんまり犬や猫の数が多いので、どうやってスタッフ間で意思の疎通をはかっているのか不思議になりました。で、応対して頂いた女性スタッフに気になってツイ訊いてしまいました。IDで特定の犬を意味するのは大変だろうと思ったのです。

「この仔犬たちはみんな名前をつけて管理しているんですか?」
「いえ、名前では呼んでいません」:-o

後になってナルホドと納得しました。

- 以下は私の憶測で事実とは異なるかも知れません -


「シロちゃん」なんで名前をつけたら、どの「白犬」か判らなくなります。しかも仔犬たちはどんどん収容されてきていますから「シロちゃん713世」や「シロブチちゃん1029世」と呼んだらよけいにワケワカラン事になってなってしまいます。名前のストックなんて直ぐ尽きてしまいますよ。それに猫もいるんです。

引き取られた先ではその心配は無いので名前が貰えます。考えた事もありませんでした :-O

P.S.「名前のない馬」って曲がありましたね。
[A HORSE WITH NO NAME  - 1972 AMERICA]


11.03.2009

We All Newbies

はじまり、はじまり

【2009年06月06日 4.8Kg/2ヶ月半齢

1週間後、早い夕方に仔犬を連れて自宅に戻りました。

娘が犬を欲しがってから1ヶ月。いやぁ、永かったです。待ちわびている時の時間はゆっくり進みますね :-)

今夜からは仔犬にも私たちにとっても新しい環境になります。


犬は仔犬、人間は初心者レベル以下、しかも飛行士3人のトロイカ体制で安全装置が組み込まれていません。

頼りないローンチです :-/


11.02.2009

Overture May #02

プロローグ #02

[2009年05月下旬 月齢:2ヶ月半]

5月の末はパルボウイルス感染の可能性があって引き取れませんでした。

仔犬の成長の段階でこの時期が一番危険なのだそうです。母乳での母親からの免疫は摂れていないし、ワクチンが確実に効いているかどうかは判りません。連れて帰るのは無謀です。

面会はできました。また大きく重くなっています。食欲が落ちたり嘔吐の症状は無いけれど「気持ちユルイ」そうです :'-/


まんまるなお腹でした :-o

P.S.
ヒトパルボウイルス(B19)もあると最近になって知りました :-O
[参照:Wikipedia パルボウイルス]


11.01.2009

Overture May #01

プロローグ #02

【2009年05月上旬末 月齢:2ヶ月

5月の連休明けに仔犬達との面会にでかけました。
大きくなっていました。が、彼らの兄弟3匹のケージはすぐ判りました。

目元と毛の模様がちょっとだけ雰囲気が違う「瓜二つ」の姉(妹)仔犬もいるから、眼を離すとどちらが彼か判らなくなります。人の顔が覚えられない私は仔犬の顔も苦手でした :'-(

「どっちの仔だっけ?」
「右で横向いてる方でしょ!」

他の仔犬たちは見せてもらわなくていいのかい、と念をつきたくなるほど娘と妻には彼しか見えていない様でした。Okay! 彼に決めましょう :-)


Overture April

プロローグ #01

2009年04月末頃 月齢:1ヶ月半

仔犬が我が家に来てからのオモチャ、危険回避やトイレの事はザッと書きました。なので仔犬が6月初頭にやって来てからのドタバタの経過に戻ります。

その前段として「見逃してしまった仔犬の成長」について書きます。眼も開かないうちに保護されたので、出生はたぶん「2009年03月19日」だろうと引取りの時に聞きました。

ボランンティアのご家庭で授乳していただいてからのNPOの犬舍に受け入れられた様です。サイトに「1ヶ月半齢」と書かれていました。写真は4月末前後の前後の撮影なのでしょう。

彼とその兄弟を私たちは5月の連休初めにサイトで見かけたのです。

彼には強いインパクトがありました。画像の使用許可を頂いたのでブログにアップします :-)



妻と娘には「刷り込み」が行われてしまった感があります :-o
私は彼の「不良少年みたいな目付き」にはグッときましたね。


10.30.2009

CoffeeBreak

小休止(ヌイグルミ枕 2代目)

【2009年10月】

トイレの事ばかり書いたのでなぜか疲れました。

1週間ほど前、豚妻がまたヌイグルミ枕を買ってきました。先代はアンコが出てしまってリタイアだそうです。



娘がパッケージを見て「"きりん丸"だってぇ」:-)

枕を手にして3人で盛り上がりました。

「顔がかわいい」
「キリンの鼻ってこんなに大きかった?」
「そりゃデフォルメでしょ」
「角も付いてるし耳なんか良くできてる」
「シッポの先もこんな感じ」

突然息をのんで娘が言いました:

「このキリン、首が無い」 =:-O


DoggyPotty #05c++

トイレはどこだぁ(もうタマラン_#02)

【2009年10月】

今月も Mood's氏 がやって来ました。公園で「あちゃーっ」になった数日後です。

まずは「ご挨拶」と言う事で2Fに声をかけると仔犬が階段をドドッと降りて、私の部屋までトンで来ました。まあ!大喜びです。「大きくなったぁ、力も強くなったぁ」なんて話しかけられ、脚や鼻ズラも存分にいじられてメリハリの効いた対応をしてもらいました。でも、仕事の話を始めたら知らない間に2Fに行ってしまいました。話がツマランのでしょう :-/

夜になり少し呑みに行こうとなって玄関で靴を履いていると、仔犬が気配を察して再びドドッと階下に降りて来ました。

Mood's氏 が「わーい、わーい」と高密度な対応を始めたとたん、ナント玄関の板の間で「あちゃーっ」してしまいました :-O

慌てて2Fの妻と娘のコンビを招集して後始末を託し、逃げる様に(なぜ?)街に出ました。

酔って帰宅して考えました:

一連の粗相の直接の原因は Mood's 氏 でマチガイ無いでしょう、ある意味「危険人物」です。

仔イヌの月齢はヒトの子の年齢に相応するらしいです。我が家の仔犬は7ヶ月齢です。躯はグングン大きくなっていても、脳が幼稚園児レベルを脱していないのかも知れません。厳密な比較でもないでしょうから心配はしませんが気になります。

反面、仔犬にはこんな事は珍しい事ではない(に違いない)、あんなにも「嬉しくって舞い上がる」経験ができるのだから我が家の仔犬は幸せかも知れません。とすると Mood's 氏 には感謝と言う事になるんでしょう。

仔犬を飼うと想像もしていなかった局面に遭遇しますね。
呑み直してしまいました :-)


10.29.2009

DoggyPotty #05c+

トイレはどこだぁ(Mood's氏 登場)

【2009年7月】

Mood's氏(仮名) はかつての同僚です。1-2度くらいしか会わない年もありますが、今年は夏に彼が持ち込んできた案件があり、月に1度ほど打ち合わせにやってきます。北海道の学校で牧童(?)を目指した事があるらしいです。犬も猫も飼っています。

仔犬がようやく外に出られるようになった7月の初め過ぎ、彼がやってきました。庭で仔犬を遊ばせるのを見ていたら感心しました。初めて会ったのに、存分に遊んでもらえて嬉しくてしかたがない仔犬は狂喜乱舞していました :-)

8月にも彼がやって来ました。2Fにいた仔犬を呼んだら駆け下りて来て、シッポをビンビン音を立てて振りました。一度会って楽しい思いをした人はこんなにもしっかり覚えているんですね。知りませんでした :-O

豚妻は公園で出会うあの人と Mood's氏 が似ていると言うのです。「顔だちも体格も違うけれど、話し方や遊ばせ方、そもそも雰囲気が似ているでしょう、だから嬉しくて、嬉しくて舞い上がっちゃうんじゃない?」

うーむぅ、唸りました。考えた事もなかった :-O

P.S.
そう言えば Mood's氏 はイベントの現場で女の子たちをミゴトに仕切ります。 あの飼い主さんはどうなんでしょう :-P


10.28.2009

DoggyPotty #05c

トイレはどこだぁ(もうタマラン_#01)

【2009年10月】

公園でときおり出会う男性がいます。やはり犬の散歩で来ています。犬同士も仲良く遊びますが、我が家の仔犬はその飼い主さんの方がダンゼンお気に入りなのです。
ある日、いつもの様に話しかけてもらってイジられていたら、他の犬達(飼い主もですよ)も集まって来て「嬉しくて楽しくてもうタマラン」状態まで舞い上がり、挙げ句はPiPiをしてしまいました :-O

掃除の1式は持っているのでペーパーとシートで拭きとり、他の親切な飼い主さんにはささっつと水を撒いてもらいその場はどうにかなりました。が、あんまりな展開で吃驚でした。

顛末を妻に話しました。すると「あの○○チャンのパパでしょ。凄く興奮して何回も失敗してるのよ」とケロッと言うではありませんか。

ばかものぅ、聞いてないぞぉ =}8-O

続いて豚妻は私の友人 Mood's氏 (仮名)の名前を挙げました。仔犬が我が家に来て最初に遊んでもらった友人です。何を言いだすんでしょう ?:-/


DoggyPotty #05b++

トイレはどこだぁ(はからずも実験:続)

【2009年6月上旬】

本日モ晴天ナリ。で、仔犬は朝から庭に出ています。

家族全員で2Fに上がって朝のコーヒーを飲んでいたら、ドッカン、ドッカンと玄関で音がしたので妻が降りていきました。シートの上で大きいのをしたそうです :-o

私の部屋にやって来て、一回りして出て行ってしまう事がたまにあります。そういう時は大きい方をしていた事もありました。気がついてみれば、あれも今朝のドッカンも、サインだったのかも知れません。

「終わったよ、したよぅ」との報告なのか「シート替えて」の催促なのかは判りません。どっちなんでしょう :-)


10.27.2009

DoggyPotty #05b+

トイレはどこだぁ(はからずも実験)

【2009年春夏】

颱風が過ぎ、今日の東京は暖かい好天でした。母娘コンビが早い時間に仔犬を庭に出しました。遊んでいる間にケージを分解して丸洗いし、家中の空気も1日かけて入れ替えてしまうコンタンだそうです :-o

庭の片隅には大きいシートを敷いてありました。風で飛ばない様に植木鉢が端っこに載っています :-)

10時も廻った頃、娘が「シートでした」と声を挙げました。PiPiをかなり大量にしていました。

「#05b」で
> トイレをさせてから出かける、なんて高等なテクは使え
> ないので、トイレをしたら出かけるわけです。

と書きました。ローテクですが、水を飲ませるてしばらくすると催すらしいので、幾度か水を飲ませて、彼がどこでPiPiをするか、家族で見るともなく気にしていました 8-d

午後の3時前に散歩に出るまでに3-4回は庭のシートの上でPiPiをしました。

散歩から戻ると4時半過ぎでした。これまでは玄関で脚を拭いてリードを外してやると、ダッと2Fに駆け上がってトイレをしていました。

今日は庭にもトイレシートがあるのでどうするかなぁ、と見ていたら玄関に行かずに自然にそこへ行きました :-o

予期せぬ実験でした。大きい方の検証はできませんでしたが、小用に関しては「庭にシートがあれば、彼はそこで排泄する」が、今日現在の結果です。

なんか仔犬が混乱しなければいいのですが‥


10.26.2009

DoggyPotty #05b

トイレはどこだぁ(成長すると変わるのか?)

【2009年春夏】

もしやと言う事もあるから処理して掃除できる1式を持って出ますが、散歩の途中でとつぜん仔犬がトイレをしてしまう事はありません。

とは言ってもトイレをさせてから出かける、なんて高等なテクは使えないので、トイレをしたら出かけるわけです。なので、ああ、彼は屋内でトイレだけでもストレスが無さそうだな、と思っていたのです。

ところが、庭に長く置いておいたり(せいぜい2時間以下ですけど)、散歩から帰ってトイレをさせないでそのまま庭で遊ばせていたら、数回排泄してしまいました。猫と違って躯が大きいから量も多く、そのまま放置しておく(ネコババする)のは私たちが辛いです。

これはどうしたものか、と考えてしまいました ?:-/

近くの公園でしばしば出会う犬の飼い主の幾人からは「まだ、赤ちゃんだから外でしないけど、大きくなったら外でもする」と言われました。妻が定期検診の時に獣医さんに訊いたらやはり「仔犬だから外ではしない」と言われたそうです。

外で排泄をするのは無防備にな体勢になるから、度胸のない仔犬のうちは外では(したくても)できない。そういうものなのでしょうか :-O

それとも単純に庭ではする場所が用意されていなかった、と言うことなのでしょうか ?:-/

遊んでもらって嬉しくて、嬉しくて漏らしちゃうケースについては「#05c」で書きます。


10.25.2009

DoggyPotty #05a

トイレはどこだぁ(焦っても仕方ないが‥)

【2009年春夏】

トイレはできるだけ家でさせる方針にしました。

ワクチンが完了してから日を空けて狂犬病の予防注射をしてもらいました。念のために数日は様子を見て、変調が見られなかったので「外の世界」に出しました。

散歩をしていても、庭にいる時もトイレは全然しませんでした。ところが、夏の間に例外が数回ありました:

例外:ケース01

散歩から帰ってトイレをさせないで庭で遊ばせていたら「あれーっ」になりました。PiPiは2-3回です。が、大きい方も1回あります。彼にしたら周りにトイレシートが見当たらないから「苦悩の選択」だったのでしょうか?

家に帰って気持ちが緩んだと解釈もできますが、帰って直ぐのではないので、きっと私たちが気づいてあげられなかったからだと思っています :'-/

例外:ケース02

これは、とっても好きなヒトに遊んでもらうと、感極まって漏らしてしまうのです :-O

どちらのケースに就いても「#05b」に続きます。


10.22.2009

DoggyPotty #04

トイレはどこだぁ(基本方針の問題)

【2009年6月】

そもそも仔犬のトイレの心配はあんまりしていませんでした。判っていなかったからです。

ワクチンが完了するまでは外に出られないので嫌でも室内でのトイレになります。イヌは賢い動物だから自分にとってもヒトにとってもストレスの掛からないオリアイを直ぐに見つけるだろう、くらいにしか考えていませんでした。たくさん飼っていた猫たちがそんな感じだったのです。

ワクチンが過ぎたら、散歩の合間は室内でも狭い庭にでも好きな様に遊ばせて、庭のその辺でするも佳し、屋内のシートの上でするも佳し、なんて思っていました。

しかし、本やネットで犬関連の記事を読んでいくと、そもそもトイレは屋内でさせるべきか、外で(も)させるべきか、で大きく迷いました。驚いたのは「外でなければ絶対に排泄しない犬」がいるらしいのです :-O

老犬になって動くのが億劫になり、やがて歩かなくなると飼い主(人も老います)が台車に乗せて外に連れて出かけている、なんて話を読んでようやく気がつきました。同じ台車に乗せての外出でも、「気分転換」してくるのと、排泄の為の欠かせない日課では飼い主の気持ちの負担がずいぶん違うでしょう。

犬の排泄はどうするのか(してもらいたいのか)は人が先ず方針を立てておかないいけないのでしょう。修正も変更もできない袋小路に入ってしまったら私たちではお手上げです。

まずは室内でトイレを覚えてもらいましょう。その間に散歩の時はどうする、庭ではどうするか、です。考える時間はありました :-)

総て人間の都合です。犬達はどちらの方が快適なんでしょうね ?:-/


DoggyPotty #03

トイレはどこだぁ(アプローチの問題)

【2009年6月】

シートでうまくトイレができても、その後どうやってシートから出すかが問題でした :'-o

まず最初は:
 A.前向きに入って、後ろ向きに出る
 B.前向きに入ってシートの上で方向転換して前向きで出る

どちらもしばしば自分の排泄物を踏んでしまうのです。量が多くなってきたので、小さい方でも拭き取りが欠かせませんし、大っきい方はちょっと悲惨です。

「B」の方は幅があっても方向転換しないでしてお尻からでてしまう事もあります。小さい方をしてから大きいのに取りかかるので、180度回転する段階でまずで小さい方を踏む事が多いし、回転しないで大きい方をしてお尻からでると大小取り混ぜて踏んでしまう場合が多いです。

そこで:
 C.シートを横置きにして車の「縦列駐車」式に出入りする

これをやってみました。失敗ですね。「白線の中にしっかりと駐車」するのは難しいです :'-(

このところ実験中なのは:
 D.頭から入り、小用をすませたら少し前に進み、
  そこで大きいのをして、そのまま前進してシートから出る

まあ「ドライブスルー」みたいな動線です :-) 失敗もしますが、だいぶ良くなりました。

仔犬は多くの時間は2Fにいます。そちらで大きいのをする事が殆どなので「D」タイプで。1Fはシートの場所が廊下で、小用が殆どなので「B」タイプにしています。


大きくなるスピードが一時期ほど猛烈でなくなってきました。完全にシートのベストポジションを覚えて「オツリ」を貰わないでシートから離れるのをマスターしてもらうのはこれからかも知れません :-)


10.19.2009

DoggyPotty #02

トイレはどこだぁ(サイズの問題)

【2009年6月】

用意したケージ(55cm X 85cm H=60cm)にはトイレシートを敷く為のプラスティック製のトレイが付いていたのでこれをケージの隣に置きました。

サイズが小さいので端っこのギリギリで用を足してしばしば失敗します。とくに小用の時です。もう少し奥まで入る様にお尻を押したりしていました。喜劇ですね。どうしたものかと家族で顔を見合わせました :-o



カット&トライが始まりました。
数日してそのプラ製のトレイは外し、シートを重ねてもうすこし奥行きを深くしてみました。失敗する回数が減りました。でも、自分の躯の大きさとトイレの大きさが把握できていないのかシートのベストポジションまで行かないのです :-(

「スペースの幅が狭いからではないか」「いや、これでは広過ぎでしょう」「そもそも、奥の壁から離さないと入りにくい」ケンケンガクガクでした。

仔犬は代謝が高いから頻繁にPiPiをします。手直しをしてはあれこれ試ました。良くはなるのですがやはり失敗もします。娘と倅のおむつもロクに替えた事のない私ですら随分と手際よく処理できる様になりました :-p

急激(と言って良いくらい)に成長するのでシートの位置もそれに会わせて調整です。今日で(推定)7ヶ月齢になり、体重は18Kgをウンと越えました。覚えたのかな、と思っていると時おりシートの手前側で失敗します。どうにも自分の躯のサイズが理解できていない気します。

失敗しそうな時は「もっと前!」と言って近づく動作をおこすと吃驚して奥へ進む、と妻は最近は主張しています :-)

浅知恵を絞っている間に別のテーマにぶつかりました。


10.18.2009

DoggyPotty #01

トイレはどこだぁ(場所の問題)

【2009年6月】

我が家にやってきた日からトイレはシートの上でしてくれました。生まれてすぐから育てて頂いたボランティアの方やNPO団体のスタッフの皆さんに感謝です :-)

問題はそのシートがどこにあるのか覚えてもらわなくてはいけません。ここで我が家はちょっと失敗をした様です。人間があーでもないこーでもないと浅知恵でイジったので、仔犬が混乱したのでしょう。

「とりあえず、ここでしてね。直ぐにもっと良い場所を考えるから」なんて人間が考えても仔犬に判りませんよ。それでも、翌日には誘導しなくてもシートの場所に行く様になりました。助かりました。

全く関係ない場所で「あれーっ」となってしまった事が1度ありました。彼が1Fにも降りて来る様になった直後です。私の仕事部屋の片隅でモゾモゾしていました。やはりでした。これも完璧に人間が悪いです。彼に1Fのトイレの場所を2Fの時の様には教えていなかったのです。

しばらく経つと、気にはなっていた別の問題がでてきました :-o


10.15.2009

HazardControl #04

急カーブ、仔犬はすぐには停まれない

【2009年6月中旬】

トコトコ歩いているうちにだんだん走る事を覚えました。重心がフラフラしてヒヤヒヤでした。遊んでもらうと嬉しくてダぁッシュ。思ったように回れなくて椅子の脚や家具にドカンとぶつかったりしてました。

部屋の中央脇に大きな机があります。その陰からオモチャを見せて呼んだりすると(なんと言う不見識!)走ってきて机の脚はよけるもののバランスを崩して大きくスピン、ズズゥーッと滑って停止、なんて事もありました :-O

床はコルクボードで彼にとって本当は良く無いのです。大きめのマットを敷きましたが行動範囲が拡がるのではそんなものでは収まりませんでした。

ソファの登り降りの心配もあったのでマイナーな模様替えを少しずつ試しました。でも彼に走る力がどんどんつくので解決策は見らず、走ってしまうとしばしばドカッ and/or ズズゥーッとやっていました。危険回避策は失敗でした。

散歩に出かけている今も(もうすぐ7ヶ月齢)家の中では時々ドカッと大きな音でぶつかっています。あんまり激しくて心配になるとぶつけたところを触ったりしますが痛がる事もありません。彼が強靭なのかとも思いますが、犬ってこうしたものなのでしょうか?


10.14.2009

HazardControl #03

危険段差あり

【2009年6月上旬】

階段は致命的に危ないので2Fのドアの閉め忘れは厳禁です。2Fには構造上の段差はないので安心していたら見落としている事がありました。ソファです。そもそもソファに犬を上げる事の是非があるみたいですが、我が家では誰も気に留めていませんでした。しばらく先の事だろうと思っていたのです。

前足がソファの座面に届くくらいでしたから自分では登れません。抱き上げて乗せてやるとオモチャを噛んで遊んだりします。タイミングを見て足許のクッションに降ろしてやっていました。



ところがある時、彼は私の隣から突然クッションを跳び越えて着地を試みてしまいました。脚の力がまだまだ発達していないので大転倒です。キャンと鳴いて派手なクラッシュでした :-O

豚妻とウマシカ娘に猛烈に非難されました。仔犬の脚が弱いのは判っていましたからオチコミました :'-(

何日か経つとクッションを踏み台にして登ろうとし始めました。失敗もしますが何回かに1回は登れる様になってきました。おそるべき成長力です。降りる時もドテッと言う感じですがクッションに着地です(前回のクラッシュで学習したんでしょうね)。

2週間(3ヶ月齢頃)も経つ頃には、少し遠くからスピードをつけてジャンプして全身でジタバタ踏ん張って登る術を覚えました。問題は降り方です。クッションを経由しないとまだ高さがあります。

登らないように(いまさら)ソファの上に物を置いてみたりもしましたが、だんだん元の状態に戻りました。普通に登ったり降りたりできるようになったからです。

「股関節の成長は10ヶ月齢くらいになったらレントゲンを撮って診てみましょう」と獣医さんに奨められています。


10.13.2009

HazardControl #02

感電対策

【2009年6月上旬】

電気のケーブルやコンセントも心配でした。噛んだら危ないし、器具を壊されるのも困ります。とうぶんケージのある2Fで慣れてもらうつもりですが、なんだかんだとケーブルってたくさん有りますね。できるだけ家具の裏側を通したり器具の場所を変えたりして頭をヒネリました。多少はマシになったかな、と思いますが総てを隠してしまうのは無理でした :-(

1Fの私の仕事部屋は機材が多くて、床にはLANケーブルがトグロを巻いているありさまなので手の付けようが有りません。やがて階下にもおりてくるようになるでしょう。2Fで様子を見て問題が有れば最悪の場合は「立ち入り禁止」にするしか無いか、と思っていました :'-(


ケーブルにはやはり興味が有るらしく最初は噛もうとしました。その度に強く「ダメ」と言いながら掌を鼻ずらとケーブルの間に入れて、さっと仔犬を他の場所に移していたらそのうち納得(?)した様です。執着もしませんでした :-)

我が家にやってきてほぼ4ヶ月、夏が過ぎて彼用の扇風機を脇に動かしました。ちょっとだけ噛んだ跡がありましたが、見つけたのはこれだけです。

1Fの私の部屋にも来るようになりました。でも面白いものが無いのか、散らかっているからなのか、直ぐにどこかに行ってしまいます。私としてはちょっと複雑です :-/


10.12.2009

HazardControl #01

おかしなものを食べないように

【2009年春夏】

仔犬がやってくる直前は大掃除と模様替えでした。

もっとも気になったのが部屋の隅や家具の下に残っているホコリです。ワクチンも完了してませんから食べちゃったりしたらマズいでしょう。きれいにしたつもりでしたが、部屋の様子が判るようになってトコトコ歩き回るようになるとどこからかゴミやホコリを見つけてくわえてきたりしました。

以前より掃除に力を入れる家族になりました。良い事です :-)

もうじき本格的な秋になります。7ヶ月齢になり軀も大きくなってきたので毛がたくさん抜けます。猫に比べたら楽かと思っていたらどうしてどうして :-o 

雑誌に飼い犬の抜けた毛を蓄めておいてセーターを編んだと言う女性の記事が有りました。我が家でもできるんじゃないかな、そのくらいたくさん抜けます。

掃除の手は抜けません。冬から春への季節の変わり目にはおどろくほど家中毛だらけになるんでしょうね :'-)


10.11.2009

Puppy'sToys_#02

思い込みだったのか

【2009年6月上旬】

以下は我が家の仔犬の場合での話です。特定の製品を一般化して評価する意図ではありません。

仔犬がやってきた次の日、私は泊まりがけで打ち合わせでした。帰りの新幹線まで時間の余裕があったのでペットショップを覗いたら、仔犬用の「木製のかじり棒」が有りました。「噛んでもササクレ無いから安心」と謳ってあります。ナントカのフレイバー付きだそうです。

フレイバーが仔犬に必要なのかどうかは別として、音の出ないオモチャにこだわりが有った私は一番小さなサイズを買いました。単純な木の棒ですからヌイグルミなんかと比べると強靭で洗うのも簡単だろうと思いました。1000円でおつりが数百円くる値段です。

帰宅しておミヤゲを見せると母娘コンビから「わぁ、甘いんだからぁ」と嗤われましたが、仔犬は喜んでガジガシしているので佳しとしました :-)


ところが驚いた事にこれはヌイグルミのクロワッサンよりうんと早く使えなくなってしまいました。たしかにササクレでは無いかも知れませんが棒の半分が縦に割れて、そこから崩壊し始めたのです - 意外でした :-o

しばらく経ってから中型のサイズを与えました。妻が「とっても高かった」と言っていました。いちばん単純で堅牢だと思っていた「木製のかじり棒」は今度もやはり短命でした :'-O


10.10.2009

Puppy'sToys_#01

人も学習する

【2009年6月上旬】

仔犬のオモチャを見に行きました。まだ月齢2ヶ月半ですから何でも良いと言う訳にはいかない様です。ロープやボールはまだ早そうでした。今は「知育玩具」なんてのまであるんですね :-o 

とりあえずは小さいヌイグルミかなぁ、と思って商品棚を見てみます。気になる事がありました:

どのヌイグルミも音が鳴る

犬が噛むと「ピー」とか「ブー」とか鳴る仕掛けです。これはなんだかヒトのオモチャをなぞっている様な気がして、なぜ音が鳴らなければならないのか判りませんでした。

犬を含め小動物をデザインした商品が多い

「うさチャン」だとか「カエルくん」とかの形をしていても犬はヌイグルミは動物とは認識しないでしょう。とは言え小動物を噛ませるのはあんまり美しい光景ではないかも‥。

食べ物のシリーズがあったのでその中からクロワッサンを選びました(私の自己満足です)。音は鳴りますが私が理解できないだけで仔犬がいやがる事もないでしょう。

さて、10月の上旬までにオモチャもいくつか買い足しをしました。成長するからこれも買ってあげようなんて気持ちになります。甘チャンですね。買い替えもしています。噛んで遊ぶのでどんどん汚れて、そのうちヌイグルミからはアンコが出たりするのです。

だんだんと音の鳴るオモチャの意味がわかってきました。ピーピー鳴らすには鳴らせるべきポイントを噛まないと駄目なのですね。1つけっこう難しいオモチャがあって我が家の仔犬はなかなか鳴らせませんでした。偶然なのか初めて音が鳴ったときはギョッとしていました。鳴ると判ると俄然スイッチが入ったみたいです。成功すると嬉しいんでしょうね。考えてみれば5感をフルに使って遊べる方が楽しいのはヒトもイヌも同じですね。

小動物のヌイグルミも1つ妻が買ってきました。ほんとうは犬の形をした枕ですが抱え込んでガシガシ噛みます。当然ですね。最初は娘も「お友達を噛んじゃダメでしょ」なんていってましたがそのうち誰も何も言わなくなりました。人の方が慣れてしまった(学習した)のです :-)


10.09.2009

InitialFailure

あれが足りない。これもかぁ!

【2009年6月上旬】

最初の晩はいわばオリエンテーションでした。「ここが君のケージだよ」、「トイレはここ」「これはソファ」なんて調子です。「最初の日はあまり遊ばせないで静かな環境を造ってあげましょう」と飼育の手引きに書かれていますが、気がついたらずいぶん長い時間仔犬と過ごしていました。いやぁ、やりすぎたかな :-O

揃えておくのを忘れたと気づかされた物がすぐに出ました:

ブラシ

長毛種ではありませんがブラシが無いのはすぐに気がつきました。とりあえずヒト用のミニブラシで代用です。

オモチャ

何か噛むオモチャが要るみたいです。タオルを結んで渡すと喜んで遊びました。たまたまキッチンペーパーを取り替えるタイミングだったので紙芯を3cmくらいの長さに切った物もオモチャとして試してみました。気に入った様ですけど直ぐに噛み潰してしまうので長くは使えません。食べちゃったらヨロしくないでしょう。トイレットペーパー(ヒト用)の紙芯は1時間も保たない感じです。

■ 排泄後のトイレシートを収納するポリ袋

仔犬って代謝が高いのでしょうね。凄く頻繁にPiPiをします。最初はスーパーやコンビニの袋に入れてゴミ袋に入れていたらキッチンのポリ袋をはじめ、娘の部屋や私の仕事部屋のゴミ箱用のストックもみるみる減っていきました。何日目かに母娘で100枚単位入りのポリ袋をどこかから仕入れてきました :-o

仔犬にとっては見るもの触るもの嗅ぐもの、総てが新しい環境だから活発に動いて、しっかり食べて飲んで(出して)しっかり眠ります。ホッとしながらもこれで良いのかな、と気になる最初の数日が過ぎていきました。


10.06.2009

Got A Puppy

ようこそ、我が家へ!

【2009年6月初旬】

6月の初め、仔犬を譲り受けました。元気です。キャリーバックは思った通りもうギリギリのサイズでした :'-)  家まで車で2時間半くらい掛かるのでちょっとかわいそうでした。

途中で(車酔いで)吐いたりもせず無事に我が家に着きました。後部座席の娘がいつのまにかバッグを開いて顔が出るようにしたみたいです。それでも脱出を試みたりせずに穏しくしてくれました。トイレは心配もしていませんでしたが大丈夫でした。

ケージは前の日までに組み立てていました。大きすぎる様にも見えましたが暫くしたらちょうどのサイズになりそうです :-o

早く家の環境になじんでくれると嬉しいです。我が家の人と仔犬の試行錯誤が始まりました。


10.02.2009

Survived Well

元気で良かったぁ

【2009年5月中旬】

何日かが過ぎ、NPOから、発症を免れて体重も増えている、と連絡を貰いました。どの仔も元気だそうです。週が明けの引き取りスケジュールも決まりました。ホッとしますね :-)

ケージに首輪とリードは最初に犬達との面会に出かけた時に用意していました。気になっていたのはキャリーバッグです。この間に大きくなっているから(その時点で4Kg強)ちょっと小さいかも知れません。

トイレ用品も揃えました。まあ、我が家に迎えてから足りない物は買い足せば良いでしょう。


9.29.2009

Parvovirus

感染症の疑い

【2009年5月中旬】

5月の終わり、ようやく仔犬を引き取れる事になりました。約束の時間に遅れないようになんだか早めの出発でした。なしくずし的に犬を飼う事になってから20日ほど経っていました。

あと1時間くらいのところまで来た頃に娘の携帯電話にNPO団体から電話が入りました。同じケージにいる「普通の顔立ち」の仔犬がウィルスに感染している事が判って、ほかの2匹も検査して様子を見たい、と言う連絡でした。

連れて帰れないのは残念ですがどんな病気の可能性があるのかも気になるので、まずは予定通りの時間にうかがって様子を聞く事にしました。

到着すると担当の男性スタッフから詳しい説明がありました。1匹が感染したのは「犬パルボウィルス」と言って、発症すると数日も経たずに死んでしまう様な危険なウィルスなのだそうです。発症が確認されたので現在は隔離して加療中(点滴だったかな)との事。他の2匹の兄弟犬も同じケージですから糞尿を踏んづけてその足を舐めたりしているでしょう。粉塵を吸い込んだりしても感染するらしいのです :-O

犬ジステンバーの事は聞いた事がありました。他にも危険な病原菌やウィルスがあるんですね。

彼ら3匹は月齢も若いくて体力がついてくるのもこれからです。ワクチンがどの程度ウィルスを食い止めてくれるか、もう少しの期間、NPO団体の付属病院で様子を見る事を奨められました。

ここで診てもらうのが最善の選択でしょう。せっかく保健所で処分されずにこの団体で育んでもらったのですから、今さら環境を変えて死なせてしまいたくありません。

面会だけさせてもらいました。おや、大きくなってますね。どの仔も元気になって欲しいです。


9.28.2009

Sterilization

ヒトの不幸、イヌの不幸

【2009年5月中旬】

仔犬はNPO団体の付属病院で不妊手術をしてから譲り受ける規則になっています。術後の様子を見て2回目のワクチンを投与、健康に問題が無いのを確認してもらってはじめて引き取りです。個体が幼い(1ヶ月半齢)事もあって少し時間がかかりそうでした。しばらく待つしかありません。

ワクチンはともかく不妊手術を施すのが譲渡の前提になっているのはちょっと抵抗感がありました。捨てられた犬猫がたくさんいて少なくない数の個体は保健所に保護されてから1週間程度で処分されているのが現実です。なので、これ以上不幸な犬や猫を増やさない為に「不妊」は必要なのだ、と言う事なのでしょう :'-O

とは言え、それこそミジンコよりもっと小さな原生生物からメンメンと続いてきた生命の糸をここで断ち切ってしまう訳ですからけっしてオキラクな話ではありません。犬猫が人間の社会に深く関わってしまった以上、人間の社会(ヒトの都合とも言える)で生きなければならない。犬を飼う段になってそんな事を更めて考えてしまいました。

2週間ほどして手術は上手くいって元気にしていると連絡を貰いました :-)


9.27.2009

PetAdoption_#05

賽は投げられた

【2009年5月中旬】

更新がまた遅れています。

さて5月の半ば、木々に囲まれた保護団体に到着しました。たくさんの若いスタッフが忙しそうにしています。いかにもブリーダー然としたおじさんが出てきたらイヤだなぁ、と思っていたのでほっとしました。イメージが貧困ですね。

敷地内には猫がゆったり歩いたり屋外のテーブルの上に寝そべったりしています。少年犬や成犬達は建物の外側のケージの中にいました。散歩から帰ってくる犬やブラシをかけてもらっている犬もいます。

ペットのリゾートホテルではありませんから豪華な建物ではありませんが、きれいに掃除されています。犬だけでも70匹以上いて、猫はそれ以上いるのですから大変な労力です。

対応してくれた若い女性スタッフから団体の説明と仔犬の譲渡についての条件などの話を聞いてから、子犬たちとの面会となり犬舍に案内されましたました。

私は「あんまりキャンキャン吠えなくて、そんなに大きくならない犬がいいなぁ」とは思っていましたが、具体的にどの仔犬を譲り受けるかは母娘に任せていました。

しばらくすると「この仔達はちょっとぉ」の兄弟犬がいました。すると母娘の足が止まってしまったのです :-O

生後1ヶ月半で目も開かない時に3匹そろって保護され、ボランティアの家庭で保育されてからNPOの犬舍にやってきたのだそうです。おそらくハスキーと何か耳の垂れた犬種の遺伝が入っているらしく、1匹はなかなか普通の顔立ちですが、残りの2匹はとにかくインパクトのある顔をしています。

娘は2匹のうちのオスの仔犬を譲り受ける事にしました。「ルビコン川」を渡ったのです。


8.21.2009

PetAdoption #04

「人、犬にあう」まで

 【2009年5月中旬】

NPOを訪れて犬達と会うまでには1週間ほど待たなければなりませんでした。こういう時間って永いですね。

その団体が保護している犬の写真はウェブサイト上(猫もですが、こちらはあんまり見ませんでした)に載っていて、毎日更新されていています。引受先が決まった犬もいれば、なかなか決まらない犬もいるのが判りました。娘達は毎日サイトをチェックして「どの仔が可愛い」とか「どの仔犬は賢そう」など、まだ見ぬ里子候補達の話に熱が入っていました。

「この仔達はちょっとぉ、でしょ」って洋犬の雑種(であろう)兄弟犬が3匹いました。1匹は既に里親が決定していて、3匹の中では「まあ、普通かな」と言う顔立ち、これはムベなるかな、と納得しました。

豚妻も子供時代に犬を飼っていました。2人ともわが家で犬を飼う様な事になったら、日本犬の雑種で「ポチ」とか「ペス」とか呼ばれていた犬のイメージが強いです。彼女が育んだ犬猫の一番のお気に入りは、つい数年前最後の猫が死ぬまで歴代「まる」と言う名前でした。

図書館で借りてきたり、買ってきた「犬関連」の本が、硬軟とりまぜ、増えてきました。私も読みました。「世の中は変わっているんだな」と言うべきか、はたまた「オレは何にも判っちゃいなかったのかぁ」と自覚すべきなのか。知らない事、考えさせられる事が多いです :-O

訪問時に、即日引き取れる犬と巡り会う事もあるので「首輪とリードとバッグ」を用意する様に指示されていました。これまで猫達グッズを買っていた先日のショップに出かけました。

P.S.1
犬の本では定番と言われているらしい「ヒト、イヌにあう」(コンラート・ローレンツ著)は手近では見つからず未読です。「至誠堂選書」版をオンラインで最近見つけました。

P.S.2
仔犬が月齢5ヶ月になりました。14Kgを越しました :-o


8.19.2009

PetAdoption #03

私の常識は非常識だった

  【2009年5月初旬】

折り返しNPO団体から希望した日で犬達との面会が可能だと返信がきて、数日後には宅配便で書類が届きました。仔犬を譲り受けるまでの手続きの詳細と当日持参すべき「誓約書」と「家族同意書」の書式が入っていました。

里親に成るには満たさなければいけない条件が8つありました。「ペットとして寿命がつきるまで責任を持つ事」と「狂犬病の予防接種をして保健所に飼い犬の登録をする事」に係る項目は私にも常識としてわかりました。

えっ、そういうもんだったの、と驚いたのは、「6歳以下の子供がいる家庭へは原則譲渡しない」と「3回のワクチン接種が終わるまでは屋内で飼育してくだい」の項目でした。

学齢に達しないヒトの子供は仔犬をおもちゃにしてしまい、仔犬はそのストレスでヒトの社会に適応できなくなる可能性があるそうです。言われてみれば、そうなのかぁ、と思います :-o

仔犬の頃に(母犬の免疫が授乳でとれなくなるので)屋外の病気の原因に対抗するには3回はワクチン接種を済ましておかないといけない、は吃驚でした。産まれてから4ヶ月近くは屋内から外に出さないで育てるのです。知りませんでした :-O

子供の時代に私が仔犬と暮らし始めたのは小学校に上がる前で、粉ミルクを飲んでいるうちから私と庭で転がって遊んでいました。狂犬病の予防注射はしましたが、ワクチン接種はたぶん受けさせていないと思います。7歳くらいで死にました。いろいろな病気を抱えていたのかも知れません。

餌だってヒトの食べ残しを与えていた時代で、そんな事はほとんどの大人も想定外だったろうと思います。ただ、死んだ彼女にはかわいそうな事をしたのか、と今更になって思わされました。


8.11.2009

PetAdoption #02

アニマルシェルターの存在を知る

【2009年5月初旬】

豚妻がネット上であれこれ検索して「里親募集」をしている団体を見つけました。幾つかあるのだとか。

保健所から譲り受けてきた犬と猫を保護しているのだそうです。私はニブくてその意味がピンときませんでした。後日、保健所の犬や猫はどうやら1週間くらいの間に引受先が無ければ処分されてしまうと知りました。

ただ仮に、その1週間でどこかの家庭に引き取られても、仔犬や仔猫は幼すぎるケースも多く、あとあと人間社会で暮らしていくには問題を抱える可能性が高いのだとか :-O

妻と娘が「ここが良さそう」と言うNPOがあったので私もサイトを覗いてみました。内容も判りやすく、きわめてマットウな作りのサイトで、読み込みも早いです。制作スタッフが出来る人なんでしょう :-)

更新も常時なされているみたいです。私も好感を持ちました。保護している犬は50-70頭、猫は100匹を越すとありました。

家族3人で話をして、このNPOの「犬の里親募集 」に申し込む事にしメイルをおくりました。犬や猫を捨てにこられる事を避ける為に電話番号や詳細な住所は伏せられています。

まずはアクションを起こしました。待ちましょう :-)


8.08.2009

PetAdoption #01

動物病院の掲示板

  【2009年5月初旬】

そもそも私は「犬や猫をお金を払って買う」のにヒッかかるものがありました。

これまでわが家にいたのはどれも捨てられたり迷い込んできた犬や猫達なのです。それに、わが家は「血統書が付いた犬を飼う」様な家柄だと思う?

そんな事を2人に話しました。すると、近くの動物病院で里親を探している人の掲示が出ていないか見てから帰ろう、と言う事になりました。

一軒めの病院では「行方不明のウチのペット見かけませんでしたか」に加えて「仔猫もらってください」の掲示ばかりでした。2軒めも仔猫ばかりでした :-o

猫の場合はどこからか迷い込んで来て、ナツイてしまいヤムナク飼うハメになる事があります。すると、そのうち赤ちゃんを産んでしまった、なんてケースも珍しくないでしょう。わが家も猫のお産は何度かありました。現代の犬はつながれているから、そうはイキません。だから「里親募集」は仔猫の方が多いのかな、と思ったりしました。

夜、豚妻が私のサブコンピュータでネット検索していいか、と訊きました。「使って無いから、どうぞ」でした。


8.06.2009

SurpriseRaid

「犬を飼いたい」宣言

【2009年5月初旬】

わが家に仔犬がやってきて今日で2ヶ月になりました。時間がゆっくり流れる永い日々でしたぁ。私はホトホト落ち込む日々が多かったです。どうしてなのか、おいおい触れます。

月齢2ヶ月半、4.8Kgでやってきた彼は今日現在で12.4Kg。どんどん成長しています。

5月の初めに妻と娘に散歩に誘われて出かけると目的地はペットショップでした。計画された完全な奇襲です。私は犬も猫も好きですが「飼う」となるとなかなか逡巡してしまいます。一時期8匹もいた猫達の最後の猫が3年前に死んで、この数年は何十年ぶりかの動物のいない生活でした。

私「朝晩の散歩はたいへんだよ、雨の日も雪の日もあるんだ」
娘「私たちがするから心配しなくてもダイジョウブ」

私「ヨメに行く気はないのか?」
妻「むむむ‥‥」
娘「連れて行くから」

私「家族そろって旅行に出かけられなくなるよ」
妻「いままで家族で旅行に連れて行ってもらった事なんかない」
娘「そーだ、そーだ!」

「一度も無い」ではなくて「あまり無い」が真実ですが、形勢ワレニ利セズです。

ショップに着いてしまいました。仔犬達はたしかに可愛いですね。ガラスの向こう側の仔犬達のケージをしばらく行ったり来たりです。個体の説明のカードを見て行くと鼠径部が弱いと心配される犬ってけっこう多いんですね :-o

幸か不幸か覗いたショップでは娘(=首謀者)のメガネに叶う仔犬が見つけられませんでした。店を出ます。

7.30.2009

MoonDog Debut

わが家に小犬がやってきた

何十年も前の子供の頃、捨てられていた黒い雑種犬を飼っていた事がありました。ところが今は「飼育の考え方」も、イヌとヒトを取り巻く社会もすっかり様変わりしていました。驚く事が少なくありません :-O

ここはこれまでやっていたブログ、「MoonBound」の分室として開設しました。ベタベタの「愛犬自慢」のブログにはするのは避けたいところです。照れくさいじゃありませんか。でも書いちゃうでね :-p

犬を飼う事になったからこそ気づかされる事柄を少しずつ書いてみます。