【2009年06月】
現在のドイツの犬税です:
連邦共和国ですから各州の裁量が大きいです。犬税についても自治体の金庫に入ります。一律に高いですが、徴税の方法にはひどく差があります。
上段左から: Plz =Postleitzahl :郵便番号 Ort :場所、自治体名 (=Municipality) Bundesland :州名 (=FederalState) 下段左から: Hundensteuer für 1.Hund :1匹目の犬に掛かる犬税(年です) Hundensteuer für 2.Hund :2匹目の犬に掛かる犬税(年です) jeder weitere Hund :これ以上の犬に対しての犬税(年です) Hundesteur Anlagehund :税によって運営されている保護施設から の犬の譲り受け料金 ※(登録をしている団体には総て給付があると思います)【1】99755 Nordhausen Thüringen
256,00 € 0,00 € 0,00 € 0,00 € 【2】25704 Immenstedt Schleswig-Holstein 5,00 € 10,00 € 20,00 € 480,00 € 【3】71364 Winnenden Baden-Württemberg 120,00 € 240,00 € 240,00 € 0,00 € ※この街の高校生が父親の銃器を持ち出して学校を 襲撃した事件がありました。富裕層が棲んでいそ うな自治体の犬税方式ですね :-o 【4】38173 Apelnstedt Niedersachsen 70,00 € 140,00 € 280,00 € 0,00 € 【5】71577 Großerlach Baden-Württemberg 72,00 € 72,00 € 72,00 € 1.200,00 €
Baden-Würtenberg州は昔「BattenWürtemberg」と綴りました。数年前のドイツ語の新旧仮名遣い改訂で変わったのでしょう。びっくり :-O
為替率は日々変動していても、生活感覚としては 1 €=1US.$=jpn¥100だと思っています。この10年くらい「意味も無く」Euroは高いと思いますけどね :-o
行かれた事のある街やお知り合いがおられる州があれば検索してください。その人がイヌを飼っていたらどのくらいの ステイタスをお持ちなのか 想像できるかも知れませんよ :-)
Hundesteur Datenbank
1870年代のプロイセンの人口は240万人くらいでした。兵隊の数は80万人程度ではないでしょうか。イヌ一頭あたり何人もの「兵」を養える税金を取ったのでしょうね。当時の軍事費や国家予算は調べられますから算数の問題として計算できますね :-o