9.28.2009

Sterilization

ヒトの不幸、イヌの不幸

【2009年5月中旬】

仔犬はNPO団体の付属病院で不妊手術をしてから譲り受ける規則になっています。術後の様子を見て2回目のワクチンを投与、健康に問題が無いのを確認してもらってはじめて引き取りです。個体が幼い(1ヶ月半齢)事もあって少し時間がかかりそうでした。しばらく待つしかありません。

ワクチンはともかく不妊手術を施すのが譲渡の前提になっているのはちょっと抵抗感がありました。捨てられた犬猫がたくさんいて少なくない数の個体は保健所に保護されてから1週間程度で処分されているのが現実です。なので、これ以上不幸な犬や猫を増やさない為に「不妊」は必要なのだ、と言う事なのでしょう :'-O

とは言え、それこそミジンコよりもっと小さな原生生物からメンメンと続いてきた生命の糸をここで断ち切ってしまう訳ですからけっしてオキラクな話ではありません。犬猫が人間の社会に深く関わってしまった以上、人間の社会(ヒトの都合とも言える)で生きなければならない。犬を飼う段になってそんな事を更めて考えてしまいました。

2週間ほどして手術は上手くいって元気にしていると連絡を貰いました :-)


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