8.19.2009

PetAdoption #03

私の常識は非常識だった

  【2009年5月初旬】

折り返しNPO団体から希望した日で犬達との面会が可能だと返信がきて、数日後には宅配便で書類が届きました。仔犬を譲り受けるまでの手続きの詳細と当日持参すべき「誓約書」と「家族同意書」の書式が入っていました。

里親に成るには満たさなければいけない条件が8つありました。「ペットとして寿命がつきるまで責任を持つ事」と「狂犬病の予防接種をして保健所に飼い犬の登録をする事」に係る項目は私にも常識としてわかりました。

えっ、そういうもんだったの、と驚いたのは、「6歳以下の子供がいる家庭へは原則譲渡しない」と「3回のワクチン接種が終わるまでは屋内で飼育してくだい」の項目でした。

学齢に達しないヒトの子供は仔犬をおもちゃにしてしまい、仔犬はそのストレスでヒトの社会に適応できなくなる可能性があるそうです。言われてみれば、そうなのかぁ、と思います :-o

仔犬の頃に(母犬の免疫が授乳でとれなくなるので)屋外の病気の原因に対抗するには3回はワクチン接種を済ましておかないといけない、は吃驚でした。産まれてから4ヶ月近くは屋内から外に出さないで育てるのです。知りませんでした :-O

子供の時代に私が仔犬と暮らし始めたのは小学校に上がる前で、粉ミルクを飲んでいるうちから私と庭で転がって遊んでいました。狂犬病の予防注射はしましたが、ワクチン接種はたぶん受けさせていないと思います。7歳くらいで死にました。いろいろな病気を抱えていたのかも知れません。

餌だってヒトの食べ残しを与えていた時代で、そんな事はほとんどの大人も想定外だったろうと思います。ただ、死んだ彼女にはかわいそうな事をしたのか、と今更になって思わされました。


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