4.19.2010

PeckingOrder #01b

ヒトの集団、イヌの集団、そして‥

【2009年09月 Kaboo 月齢6ヶ月】

タスクを果たす事を求められているイヌたちはペットとは違う世界に生きているのは想像できます。以下はあくまでペットとして飼われているイヌとヒトの関係のつもりで書いています。

メジャーな考え方では「イヌがヒトと自分が同等、あるいは優越していると考えてしまうと、例えばヒトの食卓の食べ物を要求(=奪う)したり、家族に吠えたり攻撃をしかけたりする。だから誰がボスなのかを明確に教え込め」と書かれています。

ヒトの親子(両親+幼児)ではどうだろう、と思いました。言葉を話す様になっても言葉だけで重要な事柄は簡単には理解させるのは難しい気がします(育児参加が乏しかったので躊躇い気味にかいています)。

例えば、
・親の飲んでいるアルコール飲料を欲しがる
・危険な道具(ライター/ナイフ)に手を出す
・壊れやすいもの、価値のあるもので遊びたがる

他にもいっぱいありますよね。
普通の親は制止するはずです。繰り返してする場合は(ホトホト疲れても)それを繰り返して制止するでしょう。事故に繋がる危険があるなら回避する工夫も考えますよね。この状態って、イヌの「集団序列」で挙げられている一般的な「問題行動の例」の幾つかとたいして変わらない気がしています。

「して良い事と良くない事」の区別はイヌでも「やれば褒める/止めれば褒める」を続けていれば理解していくと思えてきました。求められる根気(シツコサ加減)もイヌのほうがとりわけタイヘンとも言えないでしょう。「Kabooに集団の序列を教え込んでやるっ!」とリキんだりしたくはありません。

最近「ヒト社会での集団の序列の研究」をテーマにしたサイトを見かけました。「集団の序列が薄くしか達成されない社会の集団は結束が弱く、集団でのイヌの飼育にもそれが反映している」と言う事でした :-o

トンと胸を突かれた気がしました :'-(


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