消えてしまった記憶
「唐犬」の餌の事を調べてみたら、ヒトとイヌはいつ頃にどんな関係で暮らし何を食べていたのか、そしてそれがどう変化していったのかは、思ったより判っていないのかも、と感じました。
イヌの祖先がヒトの祖先に接近して、残飯を食べていた様な記述はたくさんあります。では、猟犬の役割を果たしていたイヌはどこを寝ぐらとして「餌」を獲得したのでしょうか。牧畜が始まってからのイヌ(タスクのあるイヌ)はどうだったのでしょうか。私には「空白」のジャンルに思えました。
ウェブで粗く検索したくらいでは何も判りませんでした。
「イヌに餌を与え家の中で飼い始めたのはローマ人だった、これはローマ帝国の頽廃の証左である」と言う論旨の記述をどこかで読んだ事がありました。捜しましたが見つかりません。
ヴェスヴィオ火山噴火で壊滅したポンペイの街で火山灰に埋もれた遺体が石膏で再現されています。そのなかに繋がれたまま犬の姿があるそうです。その犬が屋敷のどこで遭難したのか知りたいと思いました。現地に行かれた旅行者のブログも読みました書かれていませんでした。知りたいのは庭先に繋がれていたのか、屋内に繋がれていたのか、なのです。
Kabooを飼ってからナンダカ世界が広がりました。「ヒトとイヌは何を食べて、どうして暮らしてきたのか」は広大なテーマかも知れません :-)
[参照] ポンペイ - Wikipedia
0 件のコメント:
コメントを投稿