10.27.2010

DogCrash #03

主客転倒

[ 2010年04月下旬 Kaboo:1歳1ヶ月]

いつもの公園でまたハデなクラッシュをしました。

オヤツを呉れるオバアちゃんに犬たちが集まっていてKabooはその輪に入りたくて猛烈に駆け出そうとしました。首輪に指がかかるくらいリードを短く持って、どうにか犬たちの輪の外側までたどり着きました。

「Kaboo、オスワリ!」と指示すると座ります :-)
座りますが、オヤツ気になるから直ぐにワレを忘れて立ち上がって前進しようとします。

Kabooがオヤツに跳びつかない様にリードをできるだけ短くして右足で踏みました。この前のクラッシュ では私が後ろ向きに跳ばされたので、重心を低くしてKabooの首を右腕で抱ける位置を取っていました。

それでもクラッシュしました :'-(

Kabooは待ちきれずに跳びました。リードを踏んでいた右足から上に向かって持ち上げられたのでとっさに首に抱きつきました。右足はリードの急激な運動を吸収して膝を折った姿勢です。Kabooを抱き止めたまま、膝から落ちました。しばらく立てませんでした X-O

オヤツを呉れるオバアさんにボソッと「リードを踏むのは危ない、といつも思ってたのよね」と言われました :-O

ようやく気がつきました、そうなんですよ!

リードを踏むのは「手段=テクニック」なんです。飼い犬のパワーと飼い主の体格や経験をネグって、教科書的に「制止にはリードを踏め!」は成り立たちません。それからはリードを踏んでの静止はやめました。リードの長さ、握り方、持つ角度を工夫しています。

公園でオバアちゃんがいつもいる辺りに行かなければ簡単な解決ですけどそれはしません。「あそこはダメ、ここもダメ」は望みません。そもそもKabooは悪くないんです :-)

公園に来るプロのトレイナーの人も、まず「リードを踏んで!」と言います。私のクラッシュのケースを話すと「だったら、こうしたら」とアドバイスを貰える人もいます。

ある若い女性のハンドラーには初対面で「リードを踏んで静止できないなら犬の散歩をしてはいけない、他の人に頼むべき」と叱られました :-O

確かに何をやっても飼い主の手に余る犬はいるかも知れません。その場合はプロに頼むのは判ります。

でも、私はKabooを「静止する工夫(学習)」をしています。ヘタクソと言われても構いません。

だから「リードを踏む事」が着地点(=目的)と考える人は私には「別の人種」です。


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