【2009年10月 Kaboo 月齢7ヶ月】
犬が走っている写真は失敗が多いです(ヘタの言い訳)。数々の失敗作のなかで特に不思議な1枚があります ?:-o
そもそもシャッター速度が遅過ぎで流し撮りの模範的な失敗例です。が、何カ所か形が判別できる程度に写っています。とりわけKabooの胴が極端に短いのが謎でした。

今になって考えるとこれはシングルサスペンション・ギャロップですね。サスペンションに踏み切る左の前脚が着地する寸前です。
だから左の前脚は動きが最も速い瞬間なので脚先しか形が捉えられていません。残りの脚は全部宙に浮いて躯全体が進むスピードで動いているから写っています。
胴体は最も短くなるタイミングです。撮影の問題ではなくて実際に胴が短いのです。お尻の位置も高いです。鼻先の辺りがやや動きが少ないのはまっすぐ前を見て踏み切るタイミングだからでしょう。
体全体の進む速さでシャッターを切ったのでは遅すぎたのです。躍動感あるイヌの走る写真をはその瞬間に最も激しく運動をしている躯の部分の速さを意識して撮るんですね :-)
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