11.03.2010

MovementRestriction

ウィルス防疫体勢

[ 2010年06月上旬 Kaboo:1歳2ヶ月 ]

宮崎県の口蹄疫感染拡大のニュースも06月にはいると少しおとなしくなりました。

発生してすぐ「イヌはだいじょうぶか?」と確認したくなりました。ヒト、イヌ、ネコは感染しませんでした。トリ、ネズミも感染しないグループです。ウマは蹄があるのにやはり感染しないそうです。

感染するのはウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、シカでした。

TVの報道で、クルマに消毒剤を含ませたマットにタイヤを踏ませていました。ヒトは消毒液の入ったトレイに靴を浸す様です。これでウィルスに汚染された土壌の移動拡散を防ぐのでしょう。

イヌは係留しておけば勝手には移動しません。が、ネコは移動制限できないでしょう。トリやネズミへの対策も報道では何も触れられていなかった気がします :-/

でも最大の脅威はやはりヒトですね。

活動範囲が広いから危険です。汚染土壌をヒトが非汚染地域に持ち込むのをチェックはまず不可能だと思いました。例えば誰かが自覚せずに奈良公園を訪れ、汚染土壌の付着した靴で歩いて、これにシカが感染したとしたらどうなるんでしょう =:-/

観光客や修学旅行生が全国から集まってきます。それに今年は「遷都1300年・100億円イベント」もやっていて集客にリキが入っています。まかり間違うと口蹄疫は「ここをセント(=先途)」と全国に拡大してしまいかねません。

新聞の(朝日)記事では小さく「鹿の口蹄疫感染の有無は職員が”目視”で確認しているが、なにしろ1000頭もいるので‥」とありました。他のメディアがフォローした気配がないのが不思議でした :-O

【参照】 横浜市衛生研究所 /口てい疫(口蹄疫)について

P.S.「宮崎県の口蹄疫」は07月には無事に終息を宣言しました。


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