10.21.2011

GaitsSpeed #03b

童話とおとぎ話

【2011年10月 Kaboo :2歳7ヶ月】

ここからは蛇足です。このブログで書く内容ではないのでサラッと感想だけ :-)

ヒトと動物が旅をすると言えば「桃太郎」でしょう。登場するのは「ヒト、イヌ、サル、キジ」です。

【参照】桃太郎

他に思いついたのは「ブレーメンの音楽隊」です。これにはヒトは登場しませんが意気投合した動物たちがブレーメンを目指す話です。

【参照】ブレーメン / ブレーメンの音楽隊

そうだったのかぁ、と思ったのは2つの物語の組み立て方でした:

「ブレーメンの音楽隊」に登場するのは「ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ」です。考えてみれば人間に使役される動物として書かれています。19世紀の初めの頃です。

「桃太郎」は帝国列強になんとかして伍して行こうと躍起になった帝国日本が古来からの「おとぎ話」を換骨奪胎して「勇ましく」したのです。登場するのは「ヒト、イヌ、サル、キジ」です(ネコもいると間違えていました):-(

ブレーメンを目指すのは既に近代国家の社会から疎外された動物(=人々)たちでした。

ところが桃太郎のキャステイングは当時はどこの山里(=農村)でも普通に見る事ができた動物たち(=こちらも人々)だったんですね。

ちょっとだけ唸りました :-/


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