11.30.2009

DogTag #05

正直爺さんポチつれて - 大判小判がザクザクといくかな

【2009年06月】

ドイツ版のWikiに「あれっ」と思う記事がありました。畜犬を玄関やドア周りに表示する日本(東京都かも知れません)の スティッカー です。

撮影は於東京2002年の6月とクレジットされていますから古い物ではありません。このスティッカーに気が付いたドイツ人はきっと犬を飼った経験があるのでしょうね。

説明として:
English: In Tokyo, stickers glued on the house door indicate the payment of the annual dog tax (犬税). The character "犬" stands for "Dog"in Chinese and Japanese (Tokyo, 2002)
とありました。

我が家の Kaboo も課税対象なのかと驚きました。
検索してみると昭和の時代には犬税 が有ったとあります :-O

廃止になった時期も出ています。しかし「廃税」の理由には触れられていませんでした。効果が無くなったから廃止した、と考えるなら、もともと「どんな効果を追求する」税金だったのかが気になったのです。最寄りの保健所に問い合わせしてみましたがやはり判りませんでした :'-(

ここまでくると「贅沢税」と言う言葉が気になってきました。財政担当のスタッフなら必ず「犬税」は復活させる気がしませんか。

> 日本における具体的な犬の生存数は「狂犬病予防注射の
> 接種数」という言い方になり、その数は2007年度の場
> 合「5,097,615頭」になります。
【参照: DOG BRANCH

一頭あたり10000円/年でも徴税すると500億円くらいの税収が見込めます。そう思ってネットを検索するとペット関連産業を含めた「課税の可否」が話題になっているんですね :-O

いい感じはしませんね >:-O


11.18.2009

DogTag #04

犬が食わせる話

【2009年06月】

現在のドイツの犬税です:
連邦共和国ですから各州の裁量が大きいです。犬税についても自治体の金庫に入ります。一律に高いですが、徴税の方法にはひどく差があります。

上段左から:
Plz =Postleitzahl :郵便番号
Ort               :場所、自治体名 (=Municipality)
Bundesland        :州名 (=FederalState)
下段左から:
Hundensteuer für 1.Hund :1匹目の犬に掛かる犬税(年です)
Hundensteuer für 2.Hund :2匹目の犬に掛かる犬税(年です)
jeder weitere Hund      :これ以上の犬に対しての犬税(年です)
Hundesteur Anlagehund   :税によって運営されている保護施設から
                         の犬の譲り受け料金

※(登録をしている団体には総て給付があると思います)
【1】99755 Nordhausen Thüringen
         256,00 € 0,00 € 0,00 € 0,00 €

【2】25704 Immenstedt Schleswig-Holstein
         5,00 € 10,00 € 20,00 € 480,00 €

【3】71364 Winnenden  Baden-Württemberg
         120,00 € 240,00 € 240,00 € 0,00 €
※この街の高校生が父親の銃器を持ち出して学校を
   襲撃した事件がありました。富裕層が棲んでいそ
   うな自治体の犬税方式ですね :-o

【4】38173  Apelnstedt  Niedersachsen
           70,00 €   140,00 €  280,00 €  0,00 €

【5】71577  Großerlach   Baden-Württemberg
           72,00 €   72,00 €   72,00 €   1.200,00 €

Baden-Würtenberg州は昔「BattenWürtemberg」と綴りました。数年前のドイツ語の新旧仮名遣い改訂で変わったのでしょう。びっくり :-O

為替率は日々変動していても、生活感覚としては 1 €=1US.$=jpn¥100だと思っています。この10年くらい「意味も無く」Euroは高いと思いますけどね :-o

行かれた事のある街やお知り合いがおられる州があれば検索してください。その人がイヌを飼っていたらどのくらいの ステイタスをお持ちなのか 想像できるかも知れませんよ :-)
Hundesteur Datenbank

1870年代のプロイセンの人口は240万人くらいでした。兵隊の数は80万人程度ではないでしょうか。イヌ一頭あたり何人もの「兵」を養える税金を取ったのでしょうね。当時の軍事費や国家予算は調べられますから算数の問題として計算できますね :-o


11.17.2009

DogTag #03

嘆息の出る話

【2009年06月-07月】

6月から7月くらいまではKabooと留守番をしてもウマク遊べなくて(私が)ホトホト落ち込んでいました。娘のMacBookを拝借して、ため息をつきながら(Kabooも)あれやこれやとサァーフィン三昧の日々でした :'-O

Wikiに:
認識票を導入したのはプロイセン軍で1870年から普仏戦争のために導入した。
犬用の鑑札(ドイツ語:Hundemarken)と比較され、自嘲気味に Hundemarkenと呼ばれた、とあるので驚きました :-o

狂犬病がいつごろ頃に発生したのかは調べられませんでした。数千年前の記録にもあるらしいので少なくとも「ヒトの認識票」よりもウンと古くからあるのは間違いないでしょう。しかもパスツールがワクチンの研究を完成するのはもう少し後の事です(これは知っていました)。

狂犬病への対策やキャリアの管理ではないとすると「Hundemarke」は何の為に導入されたのか気になりました。答えは上に引用したWikiに書かれていました。戦費に充てたのですね :-O

ドイツ人の犬好きは自他ともに認めるところで「=Kinderfeindlich, Hundenfreundlich =子供嫌いで犬好き」と自嘲気味に言います。

彼らの連れている犬に税金がかかっているのかぁ、と思って調べました。
ドンピシャのサイトがありました :-)


11.16.2009

DogTag #02

時代の要請 - デザインの自由化

【2009年06月】


[参照元] Dog Shelter スタッフブログ DogShelter

見慣れている鑑札です:

兵隊の認識票みたいでスマートじゃありません。
だからかな、とも思いました ;-/

変化しつつもあるんですね :-o
[参照] 新デザイン犬鑑札 - 装着率アップ(中略)新デザイン

こんなんじゃヤダ!、と言う声も出そうですが、無視されますね、まず。

「DogTag」を調べてみると、「イヌ」が先に付けていて「ヒト」が後。これはどうやら間違いなさそうです。イヌと同じ物を支給された「兵」の自嘲的な気持ちが産んだ "Jargon=ジャルゴン"ですね。

DogTagの「歴史」もありました。
[参照] Wikipedia 認識票

Kabooが来なかったら知らなかったです :-O
調べる気にも成りませんでした。確実に。


11.15.2009

DogTag #01

誰のため?

【2009年06月】

ダッコ散歩の時期から、街や公園で見かける犬たちの殆どが「鑑札」と「狂犬病予防注射済」票を付けていなさそうな気がしていました :-o

米穀通帳があった時代からの「票札」の臭いがするオシャレな物ではありません。が、それでいいのかなぁ、と思っていました。それは「義務」でしょ、なんて言う気はさらさらありません。

散歩の途中で、あるいは飼い主の眼を盗んで脱走して、Lostしてしまったり、通報されて保護されてしまったらふつうは保健所行きでしょう。

そう成ったら飼い主は愛犬をどうやって獲り戻すのだろう、と気になりました。登録証を持っていっても愛犬の「HeadShot」や「PawPrint」が記録されていないのでIDとしては効力を持ちません。

自転車を買うと登録を義務づけられていてイクバクか払います。登録のスティッカーを付けていても無灯火(これホント自殺行為です)や風体が怪しければ屈強の警察官に追跡されて御用に成りますが、かといってスティッカーを付けている自転車が盗難にあっても直ぐには手許にはもどりません :'-O

被害者の権利の救済を目的としていない制度なのですね。期間が経過すれば自転車は払い下げになります。

イヌの「鑑札」と「狂犬病予防注射済」票札も自転車と変わらないから、付けても意味が無いと言う事なのでしょうか。イヌの場合は短期間で殺処分です。

P.S.
もう少し後で書くつもりいましたが、新しいテーマです。

MoonDogCrossingでのKabooの構成を考えているうちに、政権交代があってメインのMoonBoundで書き始めていた稿は、「あとダシじゃんけん」になりそうなので休眠を余儀なくされています。


NeedHim, Yeah FeedHim #01+

イヌもビールも人類の伴

【2009年06月】

「犬とビール」の話は借りてきた本で読んだのです。図書館の蔵書検索をしてみましたが「内容の検索」まではできません。著作権の保護なんでしょうか。

それこそビールの肴に読めてしまうような本で、著者は獣医の方だったと思います。

記憶に残っている内容の断片です:

「犬はビールが好きである」
「アルコールを分解する能力はもっている」
「ヒトと呑み比べをするとイヌが先にヘロヘロになるが、ヒトがまだ二日酔いから覚める前にケロっとしている」

【Google 検索: イヌはビールが好き
【Yahoo知恵袋:犬にビールはどうですか?
【参照:犬と猫に危険な食べ物

イヌ用のビールもあるんですね :-o
私はイヌ用のビールには気持ちが萎えますけど:
【例 Happy Tail Ale 他

「Kaboo ビールは美味しいねえ」
「うん、おいいしいよ」:'-)
と言ってもらいたいので同じ物を呑みたいです。

「そーか、そーか、もうちょっと呑むかい?」


11.14.2009

NeedHim, Yeah FeedHim #02

狩猟の遠い記憶

【2009年06月】

仔犬用のドライのドッグフードです。
製品によってKabooの「最終加工品」の性質がかなり変わるのは驚きました :-o

このニオイは、この色彩と柔らかさはちょっとぉ。と言うのもありました(好みの問題ですけど‥)。前の物に戻したり、次の製品をトライしたりしました。だからドカンと大きなパッケージが買えません。開封してしまえば湿気の強い季節ですから‥。冷凍庫に保管したくてもムリです。

「で、何時にやれば良いのさ ?」
「毎日、決まった時間になると貰える、と思わせちゃいけないの !!」
「ほぉ。それってまさか君の都合のいい "理論" じゃないだろうね?」
「私のよ!」:-O
「いつも獲物が捕れるとは限らないんだから - 」
「必要なカロリーは量って分けて与えれば良いのよ」

でも、これヒトもおんなじですね。
それで我が家は食事の回数も時間もめちゃくちゃだったのかぁ :-O

体重を減らしちゃいけないと、豚妻は毎日体重計に上がって計量、Kabooと一緒の計量数からヒキザンしていました。あれっ、君ってそんなに几帳面だったっけ :-o

「でさぁ、今日の昼は(留守番です)何時にやれば良いのさ?」
「2時までに計量済みのパックを上げてね」 :-)


NeedHim, Yeah FeedHim #01

ビール腹にはならないよ

【2009年06月】

健康食品が近年話題を呼んで、有機農業がどうこうと言う人が増えました。どの国に行っても「健康」と「痩せる」話ばかりです。私はこの手の食品に多い 国際特許のアラカタとナントカ博士の「大発見」は全部カタリだと思っているので、気にも成りませんが罪作りですね。

「死なない為に生きている」ヒトや、Fatnes Clubに通うヒトは一日に必要とされるカロリーはなんて一般論は忘れた方が良いです。(私の持論)

「メタボ、メタボ」と喧しいCFが気に障ったので辞書を引きました。なんだぁ、只の「MetabolicSyndrome=代謝障害」(不全)じゃ無いですか :-O

燃費(エネルギーの燃焼効率)の悪い人はたくさん食べても太らない、いい人はドンドン太ると言う簡単な理屈です。

私はJunkyでもこれから大きくなる訳ではないからOkayですが、Kabooにはそうは言ってられません。早く死んで欲しいとは思わないからです。

'Kabooは何を食んで生きるべきや?

先ずはPuppy用のドライフードのみ(湿らせるくらいは可)です。犬用のウェットフードはお腹がユルイ時の用心にしました。ヒトの食品を与えるか否かは悩みますね。

「クチなんか肥えたらロクな者に成らん」これ、私の持論ですが‥

妻の叔父のハナちゃんはちょっとデブ犬です。
叔父が酔っぱらって「ハナ、来んね。旨いしかよ」と声をかけると
「はい、ただいま」と嬉しがって酒の肴をご相伴するからなのです。

犬とこうした時間を過ごしたいのです。
「それの何がイカンね?」
「そうですよね、叔父さん」
これも1つの見識です :-)

まずは、ドライだけからです。

彼が満足して食べているならそれで良いじゃないか。そこから始めましょう。食欲があるなら食べますよ。

「犬用のクリスマスケーキA/Bご予約承ります」なんて時代なんですね。
「お嬢さん、どっちが美味しいンですか?」
なんか混乱して、八つ当たり気味だな :-O

正月にKabooにビールも呑ませてあげられないのが不憫です :'-(

「イヌはビール好きらしいよ」と言っても「ぜったいダメ!」と母娘は譲りません。

京都にいる倅が戻ったらさてどちらの見解に立つか。
なあ、ハナちゃん。


11.13.2009

OpenSesame #05

Junkyでいこう

【2009年06月】

変な匂いは今はないでしょう。
特徴的な香りを嗅がせたいなと思いました(なんとなく)。

街に出ると臭い/匂いの源が減っていますね。

・銭湯(無くなって久しい)
・ラーメン屋(移転)
・喫茶店(全滅状態)
・焼き鳥屋(散歩の時間には営業していない)
・コロッケ屋(商品が寂しい)
・ケーキ工場(移転)
・カレーショップ(廃業)
・八百屋の焼き芋(季節外れ)
・うなぎ店(住宅になっていた)

近所で残っているのは:
・日本蕎麦(2軒)
・牛丼店(ちょっと苦手なのでパス)

近所の人は出前なんかどうしているんでしょう。
Kabooは人が出入りするのに興味があるらしく、コンビニの前を通るとまず覗き込みます。コンビニ弁当が街に匂いを消した要因の1つですね。いまやPizzaもバイクでどっかから走ってきますもんね。

思い立って駅まで出てM'cDnaldを見せました。名案でしょ :-)
私はJunkFoodがけっこう好きなのです、出張先で1人でレストランなんか入れませんよ。

空いていたのでテイクアウトを頼みました。
鞄に入れてもけっこう匂います。
Kaboo!
この袋の匂いを覚えておけば、だいたいどこの国でも生きていけるよ、言葉なんか通じなくても :-)

私もいいこと言うなあ。まだ彼にはちょっと難しいでしょうね :-P
我が家に戻って、中身を出してぇ、袋をたたんで KabooのToilet Caseにしまいます。

始末をしたポリ袋をそのままゴミ袋に出すのは感じ悪いかな、と思うので、これに集めて捨てています。用途開発ですね :-)

近所の人はしょっちゅうMcDnalds'の紙袋がゴミ袋に入っていると思ってるかもしれません。

もう一方のハンバーガー界の雄 BugerKing が駅を挟んでMcDnalds'の反対側にできました。開店初日は長蛇の列だったそうです。(豚妻情報)


11.10.2009

OpenSesame #04

イヌも喰わないハナシ

【2009年07月】

こちらからは見に行けない物もあります:

彼がやって来た夜、そうそうに雷雨がありました。それから颱風も何度か来ました。彼はケロッとして怖がりませんでした。

子供の頃に飼っていた黒犬は消防車や救急車のサイレン(ハーモニカも)が苦手で「ウォ〜オーン」と唸り止みませんでした。比較的近くに消防署も緊急病院(ヒトの)があるので直ぐにでも出くわすかと思っていたら、来ない時は来ないんですねぇ。

散歩の途中で救急車がサイレンを鳴らして走り抜けていった時にはヤッタぁと思いました(不謹慎)。少しは緊張したかも知れませんがビビリませんし、唸りませんでした。

比較的に静かな一角に住んでいます。廃品回収はしょっちゅうやって来ます。なかでも酷い大音響で、胴間声で意味の分からんネエちゃんのアナウンス(ほんとナントかするべきですアレ)を流すクルマがいます。早く聞かせてKabooがどう反応するか見たいと思っていました。期待すると来ないんです。

ある日、遠くからあの胴間声が聞こえてきました。やっと来たぁ :-)
あい変わらずの大音響です。2Fに居たので窓を開けてKabooをだっこして見せてやります。怯えも驚くきもしませんでした :-)

しばらくすると衆院選挙です。こうなるとタイヘンだと思っていました。「ポコペン党のナニガシ某でぇございます。本日は、この角をお借りいたしましてぇ‥‥」と入れ替わり立ち替わりになるのです。貸した覚えも無いが、何しろ私の仕事場の窓の数メートル先をです。仕事の電話すらちょっとハバカリます。

どうしてクレヨウ。今はKabooもいるのでテグスネひいて待っていましたました(嘘ですよ)。ところが、先のセーケンコータイ選挙には街頭宣伝車も電話勧誘(?)もほとんど来ませんでした。

Kabooをだっこしてナニガシ某の前まで出て行って:

「いつもご支援ありがとうございます、かわいいワンちゃんですね」なんぞとでも言おう物なら
「あんたの話はイヌも喰わない」と言えたのに、残念 :-p


11.09.2009

OpenSesame #03

オレの話は素直に聞けぇ!

【2009年06月】

道を尋ねたくて見知らぬ人に話しかけたり、最寄りのバス停はどこでしょう、なんて訊かれたりする事はもちろんあります。ただ、繁華街のタックルガール(最近見ませんね)以外に、知らない人にさほど話しかけられた経験がありません。ところがKabooを連れて散歩するとたくさんの人に話しかけられます。私の「世の中こんな風になっている」の枠を越えていました。

名前をつけるまでは「インパクト犬」と呼んでいたくらいなので、ダッコされていてもKabooは遠目にも目立ちます。

犬を連れて散歩をしている人:

「犬種はなんですか?」(雑種なんです)
「何ヶ月?」(3ヶ月過ぎました)
「愛嬌のある顔してる」(そうでしょ)
「賢そう」(そおなんです)
「脚がりっぱだから大きくなるね」(望むところだ)

曲がり角で出会った妙齢の女性(=オバサン)の一団と:

「まぁ、疲れちゃってもう歩かないの、だめでしょ」(Kabooに)
「ワクチンが終わってないから地面に降ろせないんです」
「あら、そーなの。へー、タイヘンねー」(Kabooに)?

通りすがり女学生たち(表現が古い):

「ヤダァ、かわいいぃ」(振り返りざまに)
「ヤダァ、ふわふわ」(頭を撫でて)
「ヤダァ」とはなんだ「ヤダァ」とは =8-(

みんな、撫でたり話かけてもらったりで嬉しくて、豚妻とウマシカに「今日は、あんなに、こんなに褒められたぁ」と言うと「バカねぇ」と一刀両断されてしまいました。

どうして君たちは素直に喜ぼうとしないんだ、ばかものぅ =}8'-O


11.08.2009

OpenSesame #02

いぬも歩けば棒にあたる?

【2009年06月】

少し足を伸ばして近くの大きな通りまで出てみました。トラックも走るしバスが通います。人もクルマも多いです。驚いたりしないので安心しました。

繰り返し見せれば学習が深まるはず(?)なので、まず私の近所のタチマワリ先を巡りました:

「ここはタバコ屋さん(ハイライト2つください)」
「信号は青になるまで待つんだよ」
「ここは酒屋さん」
「本はここで買うんだよ(配達中かな)」
「コンビニはあちこちにあるねぇ」

ヒトの子の集団は「社会化」が済んでいないからアブないので早めに見せておきたいです。小学校が近いのです。

すぐ近くの児童公園に行ってみました。イヌは入れない公園なので金網越しの観察です :'-(

「ボール遊びをしているんだよ」
「あの棒キレはバット」
「あたるとボスッと大きい音がするねぇ」:-o

砂場に保育園児のカタマリが来ていました。若い男の先生の引率です。「ぜーんぶ、ヒトの子だよ」と見せていました。Kabooに気づいた保育園児が1人2人と集まってきて金網にしがみついて話しかけてきます。動物園の猿を見ている感じです。

「まだ3ヶ月なんだよ」
「ちいさいからバッチイ地面はまだ歩けないのさ」

無碍にはできませんからちゃんと会話しましたよ。ナルホド子供が苦手な私の「社会化」にもなってます。

引率の先生もやってきてすこし話をしました。Kabooはずっと落ち着いていました。仔犬を連れていると世界が変わりますね :-O

今どき、見知らぬ男が保育園児に話しかけたりしたら、引率者が棒キレもってトンで来ますよ。


11.07.2009

OpenSesame #01

まずは見よそして聴け、さらば開かれん

【2009年06月】

Kabooを引き取るまでにイクバクかのニワカ勉強をしました。犬の飼育には「社会化」と「集団の序列」が欠かせないと言います。「社会化」とは要は「世の中こんな風になっている」事を体験させることかな、と理解しました。

大きい音や見知らぬものに怯えて、動けなくなったり、攻撃してしまわない為にはナルホド重要でしょう。

ワクチンが終り、狂犬病の予防接種をして鑑札が貰えるまでは地面には降ろせません。家族が交代して彼をダッコして外を歩きます。ハナから4.8Kgあると重いです :'-)

首輪とリードは念の為と、外に出るサインだと覚えてほしいのでつける事にしました。嫌がりませんでした :-)

初めての私の彼との外出の時、妻に言われました。「ちゃんと、ご挨拶してね!」イヌでは無くヒト(=私)の「社会化」が不安なのです B*-(

先ずは「見る事=視覚」「聞く事=聴覚」しか無理そうです。イヌの嗅覚は鋭いから私の意図していない刺激もうけるているでしょう。

「これは自転車にのったヒトだよ」
「おー、ヒトの子供が歩いていますよ」
「あれはオートバイの配達でしょ」
「向こうから犬のお散歩の一団が来ますねぇ」
「大きな葉っぱですよ、近づいてみようか」
「ネコもたくさんいるねぇ」

思わず語りかけてしまっていますね。バカミタイで知り合いには見せられませんなぁ :'-O

こんな事で良いのかなぁ、でもまぁKabooには必要な知識だし‥。

P.S.
今日は車椅子を初めて見ました。じいっと見ていたので、その車椅子のおばあさんに撫でてもらいました。


11.06.2009

A Duel

勝ツテ奢ラズ、負ケテ挫ケズ

【2009年10月】

今日は終日 Kaboo と留守番のスケジュールどおりです。今日の陽射しは熱いくらいです。私も彼も落ち着いてくっついて眠そうでした。猫なら「ゴロゴロ」状態でしょう。

暖かいのでハエが1匹飛び込んできました。

Kabooは頭を上げ、眼でハエを追い始めます。私はソファの足許にある殺虫剤に手を伸ばして、すばやい迎撃でした。スプレーしたとたんに良からぬシーンが頭に浮かびました :-o

ハエはブンブン飛びまわっています。遠からず墜ちるでしょう:

そのタイミングで私がKabooとのダッシュ
勝てたとして、そのハエをどうするか?
ペーパーなんかポケットに入っていないから直接ヤルしかありません。
サッと(私が)立ち上がって
「コレはオレのだ」と宣言しなけらばならんでしょう、
場合によっては口に入れちゃうくらいは避けられないかも。
それでも欲しがるでしょうから、
ポケットの中のオヤツを見せて「お前のはこっちだぁ!」

そうとうな困難が予想されるミッションです。

それ以上の悪い展開:
Kabooが先に獲物を食べちゃうのも困らない事はないですが、

それよりも :-O

Kabooと私が廊下でクラッシュ、
どちらかが柱や何やらで打撲、ガラスを割って負傷。
金曜日の午後ですよ。
私は保険があるから良いけど、Kabooはそうは行きません。

ヒーとか吠いているKaboo(7ヶ月半齢 20Kg)をどうにかこうにか近所の獣医まで運んで診てもらえたとして、

「犬はがまん強いんですが、痛がってますね」
「‥どうでしょう」
「緊急検査しましょう、どうしてこうなったんですか?」
「‥ハエの取り合いをしてました。」
「?」

カテーンの裏でブンブンしていたハエはやがて開いていた窓から逃げていきました。ホッ、としましたねぇ :-)

あれ、としているKabooを隣に戻して:

残念だったなぁ!勝負ハ時ノ運、勝ツテ奢ラズ、負ケテ挫ケズ :-)


11.05.2009

Name the Puppy #02

君の名は‥

【2009年6月】

妻は歴代の犬と猫の「まる」を継がせたいと言っていました。
反対する理由もありません。娘も黙っていました。

ところが仔犬の引取りがすぐソコまで近づいてくると、お尻の辺りがモゾモゾしてきました。私にとって「まる」と言えば3年前に死んだ猫の「まる」なんです。それを言うと娘もそう思っていたと言います。

代替案は娘が出しました:

「隈取りしてるから KA-BU」
おおぅ、歌舞伎の化粧ですか :-)

「で、どう書くの?」
「カタカナかな」
「ひらがなの方が愛嬌がないかい?」

書く時はアルファベットにしました。

「いないいないバア(Peek-a-Boo)」から「'Kaboo」

発音がむつかしいマジメな人も多いので、普段は「Kaboo」と書いています。漢字の旧字と新字の「テン」が1つ多いか少ないか、みたいなモンです :-)

我が家に彼がやって来た夜、さっそく:

「君の名は‥」
「'Kaboo !」

「君の名は‥」
「'Kaboo !」

こんな事をやってたら「最初の夜は静かにしてあげましょう」は、ドッカに飛んで行ってしまいました :-O


11.04.2009

Name the Puppy #01

名前があるって幸せだな

【2009年5月】

最初の仔犬たちとの面会の時、あんまり犬や猫の数が多いので、どうやってスタッフ間で意思の疎通をはかっているのか不思議になりました。で、応対して頂いた女性スタッフに気になってツイ訊いてしまいました。IDで特定の犬を意味するのは大変だろうと思ったのです。

「この仔犬たちはみんな名前をつけて管理しているんですか?」
「いえ、名前では呼んでいません」:-o

後になってナルホドと納得しました。

- 以下は私の憶測で事実とは異なるかも知れません -


「シロちゃん」なんで名前をつけたら、どの「白犬」か判らなくなります。しかも仔犬たちはどんどん収容されてきていますから「シロちゃん713世」や「シロブチちゃん1029世」と呼んだらよけいにワケワカラン事になってなってしまいます。名前のストックなんて直ぐ尽きてしまいますよ。それに猫もいるんです。

引き取られた先ではその心配は無いので名前が貰えます。考えた事もありませんでした :-O

P.S.「名前のない馬」って曲がありましたね。
[A HORSE WITH NO NAME  - 1972 AMERICA]


11.03.2009

We All Newbies

はじまり、はじまり

【2009年06月06日 4.8Kg/2ヶ月半齢

1週間後、早い夕方に仔犬を連れて自宅に戻りました。

娘が犬を欲しがってから1ヶ月。いやぁ、永かったです。待ちわびている時の時間はゆっくり進みますね :-)

今夜からは仔犬にも私たちにとっても新しい環境になります。


犬は仔犬、人間は初心者レベル以下、しかも飛行士3人のトロイカ体制で安全装置が組み込まれていません。

頼りないローンチです :-/


11.02.2009

Overture May #02

プロローグ #02

[2009年05月下旬 月齢:2ヶ月半]

5月の末はパルボウイルス感染の可能性があって引き取れませんでした。

仔犬の成長の段階でこの時期が一番危険なのだそうです。母乳での母親からの免疫は摂れていないし、ワクチンが確実に効いているかどうかは判りません。連れて帰るのは無謀です。

面会はできました。また大きく重くなっています。食欲が落ちたり嘔吐の症状は無いけれど「気持ちユルイ」そうです :'-/


まんまるなお腹でした :-o

P.S.
ヒトパルボウイルス(B19)もあると最近になって知りました :-O
[参照:Wikipedia パルボウイルス]


11.01.2009

Overture May #01

プロローグ #02

【2009年05月上旬末 月齢:2ヶ月

5月の連休明けに仔犬達との面会にでかけました。
大きくなっていました。が、彼らの兄弟3匹のケージはすぐ判りました。

目元と毛の模様がちょっとだけ雰囲気が違う「瓜二つ」の姉(妹)仔犬もいるから、眼を離すとどちらが彼か判らなくなります。人の顔が覚えられない私は仔犬の顔も苦手でした :'-(

「どっちの仔だっけ?」
「右で横向いてる方でしょ!」

他の仔犬たちは見せてもらわなくていいのかい、と念をつきたくなるほど娘と妻には彼しか見えていない様でした。Okay! 彼に決めましょう :-)


Overture April

プロローグ #01

2009年04月末頃 月齢:1ヶ月半

仔犬が我が家に来てからのオモチャ、危険回避やトイレの事はザッと書きました。なので仔犬が6月初頭にやって来てからのドタバタの経過に戻ります。

その前段として「見逃してしまった仔犬の成長」について書きます。眼も開かないうちに保護されたので、出生はたぶん「2009年03月19日」だろうと引取りの時に聞きました。

ボランンティアのご家庭で授乳していただいてからのNPOの犬舍に受け入れられた様です。サイトに「1ヶ月半齢」と書かれていました。写真は4月末前後の前後の撮影なのでしょう。

彼とその兄弟を私たちは5月の連休初めにサイトで見かけたのです。

彼には強いインパクトがありました。画像の使用許可を頂いたのでブログにアップします :-)



妻と娘には「刷り込み」が行われてしまった感があります :-o
私は彼の「不良少年みたいな目付き」にはグッときましたね。